発売を迎えた『Anthem』の今後90日間のロードマップを公開。「ACT 01: 現実のエコー」に多数のコンテンツ追加予定


Electronic Arts/BioWareは2月23日、ロンーチを迎えたアクションRPG『Anthem(アンセム)』の、今後90日間のロードマップを公式サイトにて公開した。本作は、「ACT」と呼ばれる数か月単位のシーズンのような形でコンテンツを投入していく予定となっており、今回は「ACT 01: 現実のエコー」にて予定しているアップデートの概要が発表された。

まず「ACT 01: 現実のエコー」に入る前に、2月中に提供するコンテンツとして、フリープレイ中に挑戦できる期間限定チャレンジ「There Be Giants(うろつく巨人)」「Outlaw Outrage」「Shaper Surge」の3つが案内されている。「うろつく巨人」は現在実施中で、計4体のネームド・タイタンが世界のどこかに出現。それらを探し出して撃破を目指すチャレンジとなっている。

「ACT 01: 現実のエコー」では、3月から5月にかけて毎月アップデートが配信される。まず3月のアップデート名は「Evolving World(進化し続ける世界)」となっており、フリーランサーたちの故郷である世界が変化していく。ゲーム内イベントでは、さまざまな規模の変化を目にすることになり、その危険度に見合った報酬を得られるという。報酬には新たなアイテムが追加され、コスメティクスアイテムにも「Elysian Stronghold Caches」が登場する。「Legendary Missions – Phase I」と呼ばれる任務も配信予定で、複数のミッションで構成される高難易度の任務となることが予想される。そのほか、フリープレイイベントとして「うろつく巨人」「Outlaw Outrage」などにも挑戦できる。

4月のアップデートは「Stronger Together(共にあってより強く)」。フリーランサー同士の相互交流や競争を軸に置いており、チームワークや戦略、協働スキルの必要性が高まる内容になるとのこと。「Guilds」や「Leaderboards」といったソーシャル機能が実装され、4人チームで挑戦するストロングホールドのウィークリーチャレンジも開始する。そのストロングホールドには新たに「The Sunken」が追加されるほか、「Legendary Missions – Phase II」も登場。また、成長要素の拡張として「Mastery System」の実装や、新たな報酬アイテムの追加、「Shaper Surge」などのフリープレイイベントも実施される。

そして、ACT 01最終月の5月に配信されるのは「The Cataclysm(天変地異)」だ。本作では、異常気象や強力な敵の襲来など、時には地形を変えてしまうほどの天変地異が発生する。5月にはバスティオンのジャングルにて新たな天変地異が発生し、フリーランサーたちはその謎の解明に向かう。そこには強大な敵が待ち受けているが、倒すことができれば大きな報酬を手にすることになるとのこと。そのほか、新たな任務や報酬アイテムの追加、フリープレイイベントも複数予定されている。

ライブサービスとして運営される本作では、こうしたアップデートが5月以降もACT 02、ACT 03と提供されていく予定だ。また、ゲームの改善や修正、同盟システムを通じた報酬として毎週末に提供されるコイン、デイリー・ウィークリー・マンスリー各チャレンジ、そしてプロスペロのストアで販売されるコスメティクス要素の追加といったアップデートは、時期を問わず継続的に実施される。今回発表されたロードマップでは、各追加要素の具体的な内容については触れられておらず、フリープレイイベントについては伏せられたものも多い。そうした詳細は、今後随時公開されていくことだろう。