『ロケットリーグ』クロスプラットフォーム対応のフレンド機能が実装。他機種のプレイヤーと一緒にパーティを組める
デベロッパーのPsyonixは2月20日、車サッカーゲーム『Rocket League(ロケットリーグ)』向けのアップデートv1.58「Friends Update」を配信したと発表し、公式サイトにてパッチノートを公開した。今回のアップデートの目玉は、クロスプラットフォームに対応した新たなフレンド・パーティ機能の実装だ。
本作はPC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに販売中で、クロスプラットフォームプレイへの対応により、すべての機種のプレイヤーが一緒に試合を楽しめる。ただ、これまではプライベートマッチを作成してプレイするにとどまっており、またフレンド機能はプレイしている機種のシステムに結びついた仕様で、ほかの機種のプレイヤーをフレンドに加えてパーティを組むことはできなかった。そこで、本作のバックエンドシステムPsyNetを利用し、プラットフォームに依存しないフレンド機能の開発が進められていた。
今回実装されたフレンド機能には、ホーム画面の右下に表示されたボタン(PS4版ならR2、Nintendo Switch版はZR、PC/Xbox One版はRT)を押せばアクセスできる。ここには4つのタブがあり、まずは同じ機種でプレイしているフレンドのリスト。そのフレンドをパーティやクラブに招待することができ、従来どおりの機能と言える。
そして次はRocketIDフレンドのリスト。RocketIDとは本作におけるユーザー名のことで、このタブでは任意のRocketIDを指定してフレンドリクエストを送ることができる。ここがクロスプラットフォーム対応となっており、ほかの機種のプレイヤーにフレンドリクエストを送って承認されればお互いRocketIDフレンドリストに載り、パーティを組むことが可能だ。フレンドリクエストを送る際には、検索機能があるためRocketIDをすべて覚えていなくても候補が表示される。ちなみに、RocketIDは初回プレイ時にランダムで生成され、いつでも自由に変更可能である。
残る2つのタブは、直近に一緒にあるいは相手チームとして対戦したプレイヤーのうち、まだフレンドになっていないプレイヤーが最大25人表示されるタブ。そして、各種通知が表示されるタブだ。通知タブには、フレンドリクエストを受けたり、パーティやクラブへの招待を受け取った際などに送信者が表示され、承認するか拒否するかを選択できる。
今回のアップデートではこの新フレンド機能のほかに、ミューテータのボール重量設定に「カーブ」が追加。ローカル・プライベートマッチ・トーナメントにて利用でき、有効にすると蹴ったボールのスピン量に合わせて軌道がカーブするようになるという。また、余分なモード(Extra Mode)にて、ランブル・ドロップショット・バスケットボール・ショーデイ(Snow Day)がプレイ可能となったほか、オプションでのゲーム成績の表示レベルや入力バッファサイズの設定に対応。また、バグ修正などもおこなわれている。
本作は早くからクロスプラットフォーム対応が進められており、また今年1月にはPS4のクロスプレイ機能のオープンベータタイトルに採用され、すべての機種のプレイヤーが一緒にプレイできるようになった。今回のフレンド機能の刷新によって、本作のクロスプレイの利用がより活発になることが期待される。