「花びら」の冒険描く『Flowery』PC向けに配信開始。Steam/日本語あり

 

パブリッシャーAnnapurna Interactiveは本日2月15日、『Flower(日本でのタイトル名:Flowery)』のPC版を発表し、Steam/Epic Gamesストア/GOG.comにて配信開始した。価格は720円。『Flowery』は、2009年2月に現ソニー・インタラクティブエンタテインメントよりPlayStation 3で発売されたアドベンチャーゲーム。『風ノ旅ビト』を生み出したスタジオthatgamecompanyの手がけた作品である。2017年にはiOS向けにも配信されていたが、発売10周年となる2019年2月に、PCでもリリースされた。ゲームは、日本語に対応している。

『Flowery』は「花びら」となり、風を介して世界を冒険するアドベンチャーゲーム。プレイヤーとなる花びらは、ステージに点在する花のつぼみにふれることで、花開いていく。ちっぽけだった花びらは、いつしか多くの花びらをまとうようになるのだ。ゲームはステージに分かれており、さまざまな舞台で花を咲かせるべく探索していく。花の冒険を通じて、さまざまなドラマが展開されていくインタラクティブなアドベンチャーゲームなのだ。

『Flowery』といえばリリース当初、独特なテーマ性に加えて、PlayStation 3のモーションコントロール機能を採用していることが話題を呼んだ。PC版ではDualShock 4コントローラのモーションコントロールにも対応しているとthatgamecompanyはTwitter上で答えている。グラフィックは2014年にPlayStation 4版がリリースされているので、それに準じたものとなっている。

thatgamecompanyといえば、昨年末『風ノ旅ビト』をPC向け(Epic Gamesストア)にリリースすると発表していた。そちらは「もうすぐ」配信されるそうだ。Annapurna InteractiveはこれまでEpic Gamesストア向けの時限独占タイトル供給を積極的に進めていたが、今作に関してはSteamやGOG.comでもリリースされている。『Flowery』は、『風ノ旅ビト』と共通する部分も多い、同作を生み出す上での礎となった作品。未プレイの方はぜひ遊んでみよう。