映画「第9地区」の監督が『Anthem』とコラボ。ゲームの数十年前を描く短編実写映画「Conviction」を制作、2月14日に公開へ


Electronic Artsは2月12日、映画監督のニール・ブロムカンプ氏とコラボレーションし、BioWareが開発する『Anthem(アンセム)』を原作とするオリジナル短編実写映画「Conviction」を制作すると発表した。ブロムカンプ氏は、アカデミー賞ノミネート作品の「第9地区」や「エリジウム」「チャッピー」などの映画作品にて監督・脚本を務めた人物だ。

「Conviction」本編の公開を前に、今回ティザー映像が公開されている。『Anthem』のジャベリンが、神々による創造が不完全に終わった世界を飛行する様子や、森の沼地や水中での姿が短く映し出されている。「Conviction」では、『Anthem』の広大な世界を再現しながら、ゲームでのストーリーが始まる数十年前を舞台にした物語を描くという。フリーランサーが暮らす要塞都市フォート・タルシスも登場し、ジャベリン・エグゾスーツを着たフリーランサーたちはブロムカンプ監督のチームによって一新。敵対する邪悪なドミニオン勢力のリーダーであるオブザーバーと戦い、撃退する様子が実写で描かれる。

ブロムカンプ監督は、過去にはマイクロソフトの『Halo』シリーズをテーマにした実写ショートフィルム「Halo Landfall」を手がけたことでも知られる。その写実的な視覚効果を生み出し、そのまま現実の世界にもたらすユニークなスタイルは「Conviction」でも取り入れられており、ティザー映像からもうかがえる。ブロムカンプ監督は、『Anthem』および「Conviction」について以下のように語っている。

[perfectpullquote align=”full” bordertop=”false” cite=”” link=”” color=”” class=”” size=””]私が初めて『Anthem』を見た時、BioWareが生み出したこの素晴らしい世界に本当に感動しました。「Conviction」は、美しさに引き込まれる『Anthem』の世界をめぐる物語が舞台の作品です。そこはパワフルなジャベリンでの探索にぴったりの場所で、あらゆる岩や谷間に危険が潜んでいる世界です。[/perfectpullquote]

オリジナル短編実写映画「Conviction」の本編は、ブロムカンプ監督の制作スタジオOats Studiosの公式YouTubeチャンネルにて、2月14日に公開予定だ(日本時間では2月15日0時30分になると思われる)。

なお、『Anthem』は、PC/PS4/Xbox One向けに2月22日に発売予定。EA Access/Origin Access加入者は、1週間早い2月15日からプレイ可能となっている。