『Fallout 76』にて、閉ざされた「Vault 63」の内部に偶然侵入したプレイヤー、「BANしないで」とBethesdaに懇願

Bethesda SoftworksがPC/PlayStation 4/Xbox One向けに販売中の『Fallout 76』。本作のプレイヤーは、核シェルター「Vault 76」の居住者として外の世界に出てゲームを進めることになるが、この世界にはほかにもVaultが存在する。これまでに確認されているのは「Vault 63」「Vault 94」「Vault 96」の3つで、実際にその場所を訪れることはできるものの、扉は固く閉ざされており中に入ることはできない。しかし、内部にアクセスできたプレイヤーがおり、その人物の反応について海外で話題となっている。

RedditユーザーのMcStaken氏は2月10日、偶然Vault 63に入ってしまい出られなくなってしまったと投稿した。Vault 63は、南西部の積灰の山エリアに存在するシェルターだ。McStaken氏は、ラッドラットのホードイベント中の出来事だったと述べているため、おそらくこれに関連したファストトラベルのバグか何かで偶然内部に転送されてしまったのだろう。なお、閉ざされたVaultには入ることはできないと先に述べたが、実はパワーアーマーを用いたバグを利用することで意図的に“すり抜けて”内部にアクセスすることができたため、中の様子についてはこれまでにも報告されている。

本稿では詳しくは触れないが、Vault 63を含め各Vaultの内部はすでにひと通り作り込まれており、McStaken氏はその様子を納めたスクリーンショットも投稿している。ターミナルやオブジェクトなどにインタラクトすることも可能で、それぞれ異なるVaultの雰囲気をうかがい知ることができるが、現状ゲームプレイに関連するものは存在しないようだ。

さて、図らずもVault 63に入ってしまったMcStaken氏だが、ファストトラベルしたのか、その後外に出ることはできたようだ。そして、同氏はすぐさまBethesdaのサポートTwitterアカウント宛に今回の出来事を報告している。またサポートサイトを通じても正式に報告し、自分をBANしないでほしいと懇願したという。こうした行動には、今年1月にBethesdaが出した声明が影響しているのかもしれない。

『Fallout 76』には、通常のゲームプレイでは目にすることも内部にアクセスすることもできない通称「Developer Room」と呼ばれる部屋・エリアが存在する。そこには、本作で利用できるほぼすべてのアイテムや、正式にリリースされていない未知のアイテムが置かれており、一部のプレイヤーが何らかの方法で内部に入ってアイテムを持ち出していた。これを念頭に置いてか、Bethesdaは通常では入れないゲーム内エリアにアクセスする不正行為者は特定ののち、アカウント及びキャラクターを一時的に利用停止にすると声明を出し、実際に処分が下されている。

また、この声明の中では不正行為者を見つけた場合は通報してほしいとしたほか、自らの行為が不正であると思った場合も報告してほしいと呼びかけていた。オンラインゲームである本作では、立ち入りが禁じられているエリアにプレイヤーが侵入すれば、おそらくBethesdaは検知しているはず。McStaken氏のように偶然アクセスしてしまった場合にBANしてしまわないように、報告を求めたのだろう(関連記事)。

McStaken氏のRedditへの投稿は海外メディアでも報じられ、同氏はただただBANされないことを願うコメントを残している。そして本日2月11日、Bethesdaのコミュニティマネジャーが同氏の投稿に対して「そのVaultから無事に出られたようで良かった」と返信。続けて、「それらのVaultはまだ建設中です。どのような形で本作に組み込まれるのか、詳細をお伝えできるその時を楽しみにしています」と述べている。また、そうしたエリアにアクセスしたことを自ら報告してくれたことに感謝するとしたうえで、チームと情報を共有し、当時の詳しい状況を訊ねるかもしれないとコメントした。

閉ざされたVaultに入ってBANされたという話はあまり聞こえてこないが、どうやらMcStaken氏も、Vault 63に偶然入ってしまった経緯を説明すればお咎めなしとなりそうだ。一方で、これらのVaultがいつどのようにその扉を開け、その先には何が待っているのか、ファンとしては気になるところだろう。こちらの続報には引き続き注目が集まる。

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