『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!』最新ゲームプレイ映像公開。20年前のPS1版との比較映像も

Activisionは2月4日、『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!』の最新ゲームプレイ映像を公開した。『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!』は、1999年にPlayStation向けに発売されたレースゲームのリマスター。

Activisionは2月4日、『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!(Crash Team Racing Nitro-Fueled)』の最新ゲームプレイ映像を公開した。本作は、1999年に初代PlayStation向けに発売されたレースゲーム『クラッシュ・バンディクー レーシング(Crash Team Racing)』のリマスター版だ。

本作では、南国の孤島や古代遺跡、雪山などさまざまな環境を舞台とするカートレース大会に、主人公のクラッシュや、妹のココ、宿敵ネオ・コルテックスなど『クラッシュ・バンディクー』シリーズのキャラクターたちが参戦する。ドリフトやターボといったテクニックでコースを攻めながら、木箱から入手できる武器やパワーアップアイテムを駆使してレースバトルをおこなうのだ。オリジナル版と同じく数多くのゲームモードを収録し、マルチプレイについては新たにオンラインにも対応。また、新規のカートやコースも収録予定となっている。

開発を担当するのはActivision傘下のBeenox。同スタジオのプロダクション・ディレクターStéphane Gravel氏は米国PlayStation.Blogにて、本作は現代的なグラフィックへとアップデートしながらも、ちょうど20年前にリリースされたオリジナル版のゲーム体験はそのまま維持していると語る。これはファンからの要望でもあったとのこと。とはいえ開発にあたっては、まずオリジナル版を何度もプレイして改善点を見出すことから始めたそうで、現在の基準に合わせた調整はおこなわれている。マルチプレイのオンライン対応も、そうした中で採用された要素のひとつだそうだ。スタッフの中にはオリジナル版をプレイしていた世代もいれば、当時を知らない世代もおり、20年経っても数多くのファンを持つ『クラッシュ・バンディクー レーシング』の魅力についてさまざま議論を交わしながら開発が進められた。

同じく2月4日、SIE Americaは本作のPS4版とPS1のオリジナル版を比較するゲームプレイ映像を公開しており、20年を経てどれだけグラフィックがグレードアップしたのかを確認できる。コースはオリジナル版の雰囲気を残しつつ、さらなるディテールが加えられていることが見て取れ、これはキャラクターやカートの表現やUIにも言える。コースレイアウトはオリジナル版を忠実に再現しており、ショートカットもそのままのようだ。そしてカートの挙動からも、オリジナル版と変わらない操作感を実現しているであろうことがうかがえる。

『クラッシュ・バンディクー レーシング ブッとびニトロ!』は、Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One向けに、2019年6月21日に海外で発売予定。追加コンテンツとして、キャラクタースキンなどの配信も予定されている。日本での発売日は不明だが、本作の発表トレイラーは日本語版も公開されていたため、同日か近い時期に発売されそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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