スローライフADV『The Stillness of the Wind』発売日決定。Switch版は国内発売予定
インディースタジオFellow Travellerは1月30日、『The Stillness of the Wind』を現地時間2月7日に配信すると発表した。価格は12.99ドルで、対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)とiOS、そしてNintendo Switch。Fellow Travellerに尋ねたところ、同作は日本語に対応するほか、Nintendo Switch版は国内発売する予定があるとのこと。
『The Stillness of the Wind』は、スローライフ・アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは、年老いた女性であるTalmaとして生活する。都市に家族を持つ彼女は、人気のない農場にて穏やかな時を過ごしている。高齢である彼女には、“終わりの時”が近付きつつあるが、Talmaはシンプルな暮らし方を変える気はない。プレイヤーはTalmaとなり、そんな静かな余生を過ごすことになる。
本作では、農業をしながら毎日を過ごす。農場に住む、多くの山羊や鳥たちの世話をしなければいけない。エサをやりつつ、ミルクからチーズを作り、卵を収拾し、野菜に水をやり、鳥を追い払う。忙しいながらも、静かな時間を過ごす。日々のタスクはあるものの、時間をどう過ごすかはプレイヤー次第。家事に専念してもいいし、農耕に専念してもいい。過去に思いを馳せても、落書きをしてみてもいいだろう。
農業で得たアイテムは、時折農場を訪れる商人との取引に使用できる。山羊用の干し草や植物の種など、手持ちのアイテムと交換し、生活をさらに充実させよう。商人はTalmaの友人や家族から手紙を持ってきてくれる。遥か遠くにある都市の様子や家族の状況が、手紙により伝えられる。そうした喧騒な街とは無縁な辺境の場所で、穏やかな日々を過ごす。
開発を手がけるMemory of GodことCoyan Cardenas氏は、itch.ioにて『Where the Goats Are』をリリース。同作は、黄色を基調としたビジュアルや落ち着いた雰囲気が高い評価を受けていた。本作は、この『Where the Goats Are』をベースに、アレンジと拡張を施した商業作品となる。Cardenas氏は、もともと建築分野における画家として働いていたが、本作を作るためにフルタイムのデベロッパーへと転身した。
Work work#indiegame #indiedev #gamedev #game #unity3d #madewithunity pic.twitter.com/pq094DYsQ9
— MEMORYOFGOD (@MemoryofGod) March 23, 2018
そんな重大な決断を経て開発されている『The Stillness of the Wind』は、2月7日に発売予定。喧騒な都市とは離れた穏やかな時間を、Talmaと共に過ごそう。