あらゆる手段でお金を稼ぐ島暮らしアクション『Forager』最新映像公開。日本語に対応し、Nintendo Switch/Steamにて近日発売へ

アルゼンチンのインディースタジオHopFrogは1月23日、『Forager』の最新映像を、米国任天堂の公式YouTubeチャンネルを通じて公開した。『Forager』は、オープンワールド・アクションゲームだ。

アルゼンチンのインディースタジオHopFrogは1月23日、現在開発中の2Dオープンワールド・アクションゲーム『Forager』の最新トレイラーを、米国任天堂の公式YouTubeチャンネルを通じて公開した。本作の対応プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4/PC(Steam)で、日本語に対応予定。コンソール版については、現時点でNintendo Switch版の国内発売が決定している。

『Forager』は、『ゼルダの伝説』シリーズや『Stardew Valley』『Terraria』から影響を受ける作品で、プレイヤーは海に浮かぶ島に降り立ち、ここから世界を拡大させていく。最初は画面内に収まるほどの非常に小さな島から始め、木を切り倒して材木や果実を得たり、岩から鉱石を獲得するなど資源を集め、かまどをクラフト。そこで資源を加工して新たな素材を得れば、小屋や橋などさらなるクラフトが可能となっていく。そして加工物を売るなどしてお金を貯めて周囲の島を購入し、徐々に行動範囲を広げていくのだ。

島は購入して初めて出現するため、どのような環境の島が手に入るのかは買ってみるまでわからない。最初の島と同じような緑あふれる土地かもしれないし、砂漠や雪山、火山、あるいは墓場かもしれない。島の環境によって得られる資源が変化し、また敵となるモンスターや、仲間にしたり取引できるNPCと出会うことに。さらに、本作の世界には合わせて4つのダンジョンが存在するそうで、そうした島が現れることもあるだろう。ダンジョンでのバトルをくぐり抜け、パズルを解いて発見できる宝箱からは設計図や特別なアイテムを入手でき、さらに奥深くに潜れば手強いボスも待ち受けている。

新たな島を購入するために、どのようにしてお金を稼ぐかはプレイヤー次第。先に述べたように採掘した資源を加工して売っても良いし、素材さえあれば直接お金を作り出すことも可能。また、農園を作り野菜や花などを育てたり、家畜の世話をしたり、あるいは商人となり取引を通じて儲けを出すこともできるという。資源を得たり敵を倒すと経験値を獲得し、レベルアップ時には資源の入手量がアップしたり、クラフトできるアイテムが増えたりといった新たなスキルがアンロックされ、できることはさらに広がっていく。

『Forager』はもともと昨年11月の発売が予定されていたが、パブリッシャーとの契約により全プラットフォーム同時発売する必要があり、コンソール版の開発が遅れているため延期となった。しかし現在、その作業も大詰めを迎えているそうで、開発元HopFrogは近いうちに発売できるだろうとコメントしている。また、この間を利用してコンテンツの追加やバグ修正に取り組み、新たに雇ったプログラマーの尽力によりパフォーマンスの向上も実現し、ゲームとしてより磨きをかけることができたとのこと。一度延期しているため、具体的な発売時期については確定するまでもう言及しないとしているが、1月末か2月初めには最新ベータ版をリリースしたいとしているため、それ以降の発売となりそうだ。

*任天堂が昨年放送した「Indie World 2018.12.27」の中で本作が紹介されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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