機械獣が闊歩する北欧描く『Generation Zero』国内PS4版発売決定、3月26日配信へ。協力プレイ対応のオープンワールドFPS

スウェーデンに拠点を構えるAvalanche Studiosは、『Generation Zero』を国内PlayStation 4向けに発売するようだ。『Generation Zero』は、1980年代の北欧を舞台としたオープンワールドFPS。

スウェーデンに拠点を構えるAvalanche Studiosは、『Generation Zero』を国内PlayStation 4向けに発売するようだ。PlayStation公式サイトにてタイトルページが公開されており、3月26日に発売予定と記載されている。価格は税込4860円。1月25日より先行予約版の販売も開始される予定。なお先行予約版を購入すると、80年代ゲリラ戦士の装いを実現できるオプション・コスチュームが追加で12個入手できるほか、PlayStation 4専用テーマ「Generation Zero: Static Theme」も手に入る。同作のグローバルな発売日はまだ発表されていないが、3月26日になるのだろうか。

『Generation Zero』は、『Just Cause』シリーズを手がけ、現在id Softwareと『Rage 2』を共同開発しているAvalanche Studiosのセルフ・パブリッシングタイトル。機械獣に侵略されている1989年のスウェーデンの郊外にて、探索を進めていく。主人公となるのは、まだ幼い若者たち。友人との楽しい旅行から帰ってきた少年少女らは、人が消え荒れ果てた故郷と遭遇する。同時に彼らは、見たこともない機械獣から付け狙われているようだ。謎だらけの状況を把握しながら、故郷に何が起こったのかを調べていく。

『Generation Zero』は、オープンワールドFPSとなっており、オンラインマルチプレイによる協力探索も可能。最大3人の仲間と共に冒険することができる。広大なマップを探索することになるが、この土地にはあらゆるところに機械獣が巡回しているので、十分に注意を払わなければならない。機械獣には高度なAIが搭載されており、目的をもってプレイヤーを常に探し続けているという。敵は強力であるようなので、狩るだけでなく逃げて生き延びるのもひとつの選択になるだろう。

通常の銃撃戦で撃破していくことも可能であるが、時には正面突破だけでなく引きつけたり隠れたりなど、戦略的に対処していくことが求められる。さらには侵攻・退避ルートを確保するために、周囲のオブジェクトや地形もチェックする必要があるようだ。そうした中で、機械獣をひきつけたり、罠にかけたりしながら討伐を目指す。一部の機械獣は、自分の持ち場を巡回している。プレイヤーが機械獣と交戦状態に入り、決着がつかないまま戦闘を終えた場合、機械獣は巡回ルートに戻り仕事を続ける。ダメージもそのまま残るようなので、少しずつ相手に攻撃を加えていくといった戦法をとることも可能だ。

『Generation Zero』は、PC/PS4/Xbox One向けに発表されており、昨年にはオープンベータも実施されるなど、着実なブラッシュアップがはかられてきた。広大なフィールドが用意されるといい、オープンワールドゲームの開発実績のある、Avalanche Studiosらしいゲームになるだろう。Steamストアページには日本語対応表記はないが、ゲーム説明は日本語であること、公式サイトにも日本語サイトがあることから、日本語に対応する可能性は高そうだ。Steamだけでなく、Xbox One向け国内版発売の有無など気になる点も多い。これらを含めた、オフィシャルな発表を待ちたいところだ。

【UPDATE 2019/1/25 11:00】
『Generation Zero』のグローバルな発売日は、やはり3月26日になるようだ。国内PS4版に続き、Steam版と海外Xbox One版の予約販売が開始されている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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