ステルスアクション『ヒットマン 2』にてシーズンイベント「北海道雪まつり」開催。北海道マップを試せるフリートライアルも実施へ
デベロッパーのIO Interactiveは1月21日、現在PlayStation 4/Xbox One/Steam向けに販売中のステルスアクションゲーム『ヒットマン 2』のシーズンイベント「Snow Festival(北海道雪まつり)」を、北海道マップを舞台に実施すると発表した。前作『HITMAN』の収録マップをリマスターし導入するDLC「Legacy Pack」の所有者はすでにプレイ可能(国内PS4版のLegacy Pack は2019年内配信予定)。そして明日からは、本作を持っていなくても誰でも無料で北海道マップをプレイできるフリートライアルが実施され、この中では北海道雪まつりにも参加可能だ。進行状況は、のちに本作を購入すれば引き継がれる。北海道雪まつりおよびフリートライアルは、2月12日まで実施される。
北海道雪まつりの舞台となるのは、雪深い北海道の山の上に存在するガマ病院。ここでエージェント47のターゲットとなるのは、ドミトリー・フェドロフという男。不祥事により軍でのキャリアを棒に振り、紛争地帯に武器を売ってインターポールに追われるなど破天荒な人生を歩む彼は、今度はロシアと中国の花火工場を買い、富裕層向けのオーダメイドの花火製造を始める。しかし、安全性を軽視した工場にて爆発事故が発生し、フェドロフも巻き込まれてしまった。その治療のために彼はガマ病院に滞在しているのだ。フェドロフは事故の保険金にて優雅な引退生活を送るつもりでいるが、多くの犠牲を生んだ工場の従業員たちは、彼が生きて北海道を発つことは許さなかった。
リゾート型の施設となっているガマ病院では、多くのエリアを自由に移動できる一方、もちろん立ち入り禁止エリアもある。そうした中でフェドロフをどのように暗殺するのかはプレイヤー次第だ。オーソドックスな手法も良いが、雪国らしく頭上のつららを利用するのも良さそうだ。また、このマップでは忍者に変装可能で、同時に入手する手裏剣も利用できるだろう。さらに、雪の積もった場所では雪玉を作ることができ、人に投げつけたり、注意を引き付けるために利用したりと、北海道マップならではのゲームプレイも可能となっている。
今回、このシーズンイベントに加えて、追加コンテンツ「ウィンタースポーツパック」を本日22日から配信することも発表されている。ウィンタースポーツパックは、本作のエキスパンションパス購入者向けとして初めて配信するコンテンツであり、現時点では個別販売はおこなわれない。
ウィンタースポーツパックの収録内容は、スキーイベントに似合う衣装Winter Sports Suit、人に投げつけたり注意を引ける雪玉Snowball、凶器として使用できるPiton(ハーケン)、ファイバーワイヤーの代わりとして利用できるカラビナQuickdraw、そして持ち込み禁止のアイテムを隠しておけるArctic Tool Boxとなっており、どのマップでも使用可能だ。
このほか、ゲーム本体のアップデートも同時におこなわれており、バグの修正や各種改善を実施。PC版では、フルスクリーンからウインドウモードに切り替えた際にクラッシュする問題が修正されたほか、ベンチマークの追加やRazer Chromaへの対応などがおこなわれている。詳しいアップデート内容は公式サイトを確認してほしい。