ポストモダンRPG『YIIK』日本語版は、PS4/Nintendo Switch/PC向けに1月31日配信へ
架け橋ゲームズは1月16日、Ackk Studiosが開発する『YIIK: A Postmodern RPG(以下、YIIK)』を1月31日に配信すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Nintendo Switch。Steam版は1月18日より配信されるが、こちらは英語版として配信され1月31日に日本語対応予定であるという。
『YIIK: A Postmodern RPG』の日本語版は1月31日にリリースされる予定です!対象プラットフォームはSteam, Switch, PS4。
現在、Steamストアページでは日本語サポートのマークが消えていますが、リリース後1月31日に日本語対応予定となっています!ゲーム紹介動画https://t.co/CRV7TDqbID pic.twitter.com/Xc3qlcxnEC
— Kakehashi Games – 架け橋ゲームズ (@kakehashigames) January 16, 2019
『YIIK』は、“ポストモダン”を謳うRPGだ。物語は1999年の郊外の町から始まる。ある日、Sammy Parkと呼ばれる女性が、エレベーターに乗り込んだ後突如として失踪した。そしてその夜、失踪する「最後の瞬間」がオンラインにアップロードされ、ネットユーザーの話題を集めた。プレイヤーは、訳ありの髭面男アレックスとなり、インターネットで集めた仲間とともに、この女性の失踪について調査を進めていく。
開発元は同作について「90年代後半の日本スタイルのシュールRPG」と紹介しているように、JRPGに“ポストモダン”な要素を加えた独特の作品になるようだ。カラフルかつアニメ調に彩られるビジュアルや、現代の街を舞台にしながらも、非日常的な現象が起こる独特の世界観などが目を引く。3Dで描かれる街のほか、ワールドマップを歩き回ることが可能。敵とエンカウントすれば、戦闘が始まる。戦闘における攻撃方法もユニークで、たとえばレコードを投げつけたり、フラフープを投げつけたり、カメラで殴りつけたり。それぞれの武器は、タイミングよくボタンを押すなどちょっとしたミニゲームを介して敵を攻撃する。
ボリュームは、ストーリーとサイドクエストを含めれば30時間以上遊べるという。楽曲制作には『Undertale』のToby Fox氏や菊田裕樹氏、『VA-11 Hall-A』のGaroad氏など、有名コンポーザーが参加している。すでに海外メディアによるレビューが開始されており、サウンドやビジュアルをはじめとした独特の世界観が評価される一方、バトルをはじめとしたテンポの遅さやゲームバランスについては疑問が寄せられている(PlayStation Lifestyle)。そうしたレビューを参考にしつつ、購入を検討するといいかもしれない。