電話をかけて異世界を彷徨うADV『ストレンジ テレフォン』PC向けに「バージョンアップ版」として1月21日配信へ

パブリッシャーPLAYISMは本日1月16日、『ストレンジ テレフォン』をPC(Steam/PLAYISM)向けに1月21日に配信すると発表した。『ストレンジ テレフォン』は、6桁の番号を決めて電話をかけ、異世界を彷徨うアドベンチャーゲームだ。

弊社アクティブゲーミングメディアの運営するパブリッシャーPLAYISMは本日1月16日、『Strange Telephone(ストレンジ テレフォン)』をPC(Steam/PLAYISM)向けに1月21日に配信すると発表した。価格は498円。

『ストレンジ テレフォン』は、個人クリエイターyuta氏によるスタジオHZ3 Softwareが手がけたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは主人公であるジルとなり、電話の姿をした生き物グラハムを介して6桁の番号を入力し、さまざまな世界を彷徨う。異世界を彷徨いながら、鍵を見つけて世界からの脱出を目指す。2017年にiOS/Android向けに配信され、そのユニークなゲーム性が話題を呼んだ作品だ。

本作は単なるPC移植ではなく、全面的なバージョンアップが果たされている。たとえば、エンディングは5種類から11種類へと増加。ワールドやオブジェクト数も増え、異世界のバリエーションが増えたことになる。使用できるアイテムもバージョン1の倍である26種類に。オブジェクトの説明を確認できる、オブジェクトビュワーも実装されるなど、世界観を堪能できる要素が揃っている。操作としては、マウスとキーボードのほかに、ゲームパッドに対応。これらの要素を含んだ、バージョン2が楽しめるわけだ。なお、iOS/Android版も2019年1月中にバージョン2にアップデートされるとのこと。

コンパクトな作品ながら、電話をかけて世界をさまようという独特のテーマ、こだわられたピクセルアートで描かれるかわいらしくも不気味な世界など、一貫してユニークなゲームに作られた『ストレンジ テレフォン』。大きな期待は持たずとも、どのような作品なのか気になる方は、これを機に一度手にとって遊んでみてもいいだろう。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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