『ボンバーマン』の影響受ける、最大32人対戦爆弾アクション『ボンバーパーティー!トーナメント』Steamにて無料配布中

インディースタジオVictory Lap Gamesは1月10日、Steamにて早期アクセス販売中の『ボンバーパーティー!トーナメント(Blast Zone! Tournament)』について、2月28日に正式リリースすると発表し、1月16日までの期間限定で本作の無料配布をSteamにて開始した。

アメリカのインディースタジオVictory Lap Gamesは1月10日、Steamにて早期アクセス販売中の『ボンバーパーティー!トーナメント(Blast Zone! Tournament)』について、2月28日に正式リリースすると発表。そしてこれを記念して、1月16日までの期間限定で本作の無料配布をSteamにて開始した。なお、ゲーム内は日本語表示に対応している。

『ボンバーパーティー!トーナメント』は、コナミ/ハドソンの『ボンバーマン』シリーズから影響を受ける爆弾投げ対戦アクションゲームだ。シリーズの初期から成熟していた『ボンバーマン』の競技性に注目して制作したという。本作はTVショーへの参加者としてアリーナバトルをおこなうという設定となっており、基本的なシステムは『ボンバーマン』そのもの。破壊可能なブロックとそうでないブロックによって構成された見下ろし型視点のマップにて、爆弾を床に置いてブロックを破壊し、出てきたアイテムで能力を強化しながら、対戦相手を爆風に巻き込むのだ。強化アイテムには、爆風の距離を伸ばすものや、同時に爆弾を置ける数を増やすもの、あるいは足が速くなるといった『ボンバーマン』でもおなじみのものから、設置した爆弾を蹴ることができるアイテムなどもある。

シングルプレイのキャンペーンモードには240種類のチャレンジが用意されており、この中では1人あるいは複数のCPUを相手にする対戦のほか、一定のルートを巡回するロボットを爆破したり、一方通行の床が多数配置されたマップにて出口を目指すといったものもある。本作のマップはこのほかにも、指定の2か所間をワープできるなどのギミックが用意されており、レイアウトもバリエーション豊富だ。なおプレイヤーキャラクターは、服装や髪型、肌や目の色、勝利時のエモートなどを、ゲームを通じてアンロックしてカスタマイズ可能だ。

一方のマルチプレイはローカルとオンライン、あるいは両者を組み合わせる形で最大32人対戦に対応。チームを組んで参戦することもできる。ゲームモードには、ライフひとつで最後のひとりになるまで戦うバトルロイヤル形式のオールフリーや、爆風で塗り潰した床タイルの枚数を競うボムブラスト、獲得コインの数を競う金貨収集などが用意されており、一部ゲームモードはチーム対戦にも対応する。なお、現在はベータ段階ということもあり、正式リリースのタイミングでオンラインランキングはリセットするとのこと。

2月28日の正式リリースにあたっては、PlayStation 4/Xbox One版の発売も同時に予定されており、オンライン対戦ではクロスプラットフォームプレイに対応する(PS4版とXbox One版との間では対戦不可)。コンソール版の国内発売の予定は不明だが、より多くのプレイヤーが集まることになりそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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