PS4の世界累計実売が9160万台を突破。『Marvel’s Spider-Man』の累計販売本数は900万本に到達
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは1月8日、2018年12月31日時点におけるPlayStation 4の世界累計実売が、9160万台を突破したと発表した。このうち、560万台が2018年11月19日から12月31日にかけての年末商戦で売れたものだという。この実売数は、SIEの調査による推計値であるとのこと。
また、PS4向けソフトウェアタイトルの累計実売本数が8億7600万を超えたことや、PlayStation Networkの月間アクティブユーザーが2018年11月末時点で9000万を超えたことなどを報告しており、ハードウェアだけでなくソフトウェア・そしてアクティブユーザー数においても好調な推移を見せていることを報告している。2013年11月に発売されたPlayStation 4は、発売当初から堅調な売り上げを記録しており、2年(24か月)後となる2015年から急激な右肩上がりの成長を遂げ、快進撃を続けている。この調子ならば、2019年には1億台というマイルストーンに容易に到達できることだろう。
ソフトウェアとして年末のPS4の売り上げを助けたのは、『Marvel’s Spider-Man』である。昨年9月に発売された同作は、発売から3日間で330万本を売り上げるという快挙を成し遂げていたが、その後セールスを伸ばし続け、昨年11月25日の時点で900万本を売り上げたという。この900万という数字は、ブルーレイディスク版のSIE調査による推計値およびPlayStation Storeからのダウンロード数の総数であるという。アメリカでは11月にPS4と『Marvel’s Spider-Man』をセットにし、199ドルで販売するというお得なバンドルが販売されており、そうしたバンドルも数も含まれているだろう。前月と同様に積極的なセールなども実施されていた12月の数字をあわせれば、1000万本をすでに超えていると予想できそうだ。
SIEは、E3 2019をスキップすることが報じられているほか、次世代機の登場も噂されている。一方で今年は年明けの1月から『キングダム ハーツ III』や『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』、『バイオハザード RE:2』といったPS4向け大作の発売が控えており、2月3月も大作の発売が予定されている。好調をキープするPS4が全世界を席巻する時間は、まだまだ続いていくだろう。