『Streets of Rage 4(ベア・ナックルIV)』おなじみの必殺技や新たなアクションが確認できる、ゲームプレイ映像と画像が公開

フランスに拠点を置くパブリッシャー・デベロッパーのDotEmuは12月28日、『Streets of Rage 4(ベア・ナックルIV)』のゲームプレイを紹介する新たな映像とスクリーンショットを公開した。

フランスに拠点を置くパブリッシャー・デベロッパーのDotEmuは12月28日、『Streets of Rage 4(ベア・ナックルIV)』のゲームプレイを紹介する新たな映像とスクリーンショットを公開した。本作は、セガがメガドライブ向けに発売した人気ベルトスクロール・アクションゲーム『ベア・ナックル』シリーズの最新作であり、20年以上ぶりとなる続編だ。セガからライセンスを受け、DotEmuおよびインディースタジオのLizardcubeとGuard Crush Gamesが共同開発している(関連記事)。

本作の主人公は、シリーズでおなじみアクセル・ストーンとブレイズ・フィールディング。髭を貯えたアクセルのルックスが印象的だ。そして敵キャラクターにも、黄色いパーカーを着たモヒカンのシグナルや、ボンテージ姿で鞭を振るうノーラ、ムエタイボクサーのレイブン、肥満男のビッグベンなど、これまでのシリーズ作で見られたキャラクターが登場する。本作ではオリジナル3部作のゲームスタイルを受け継ぎながら、新たなメカニクスを導入するとのことで、プレイヤーに懐かしさを感じさせつつも、独自のアーケードスタイルのゲームプレイを提供するという。

今回公開された短い映像では、アクセルとブレイズの協力プレイが紹介されている。バトルの中では、アクセルのグランドアッパーやドラゴンウイング、ブレイズの気功掌や円舞脚といった技が確認でき、シリーズの過去作とのつながりが確かに感じられる。シグナルのスライディング攻撃や、ビッグベンのローリング攻撃も変わらない。一方で、宙に蹴り上げたビッグベンを、アクセルとブレイズでジャグリングするように連続で攻撃を叩き込む新たなアクションも確認できる。なお開発元Lizardcubeによると、基本操作は従来作のものを踏襲しているそうで、またドラゴンウイングなどの必殺技は体力を消費して繰り出す形になるとのことだ。

手描きイラストのような2Dグラフィックと、その滑らかなアニメーションも本作の特徴だろう。Lizardcubeは、2017年に発売した『モンスターワールドII ドラゴンの罠』のリメイク『Wonder Boy: The Dragon’s Trap』でもこのようなグラフィックスタイルを採用し、当時高い評価を得た。新たに公開されたスクリーンショットでも、本作に登場するさまざまなロケーションと共に、手描きグラフィックのディテールが確認できる。さらにこの中では、発表トレイラーにも登場した蛇使いの女性や、シールドを装備する警官といったボスらしきキャラクターも描かれている。また警官のオフィスには地図が貼られており、これが本作の舞台なのかもしれない。本作では、アクセルとブレイズが大きな犯罪に立ち向かう新たな物語が描かれるという。

『Streets of Rage 4』の対応プラットフォームおよび発売時期は未定。架け橋ゲームズが日本語ローカライズを担当しており、国内発売は予定されているようだ。Lizardcubeによると、本作にはアクセルとブレイズ以外にもプレイアブルキャラクターが豊富(generous)に登場するそうで、ファンからはアダムなど過去のシリーズ作からの再登場を期待する声があがっている。2019年には、そうした情報と共にさらなる続報が届くことだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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