みんなで時限爆弾を解除する『Keep Talking and Nobody Explodes』Nintendo Switch版が日本発売へ。高評価ゲームの国内版がサプライズ発表

 
画像は海外版のもの

本日放映された「Indie World 2018.12.27」にて、Nintendo Switch版『Keep Talking and Nobody Explodes』が国内向けに発売されることが明かされた。発売時期は今冬。本作はPC(Steam)向けに発売され非常に高い評価を獲得し、10月には海外向けにPS4/Xbox One/Nintendo Switch版が発売されていた。いずれのバージョンも対応言語は英語のみ。しかし今回Nintendo Switch版が日本語に対応し、国内向けに発売されることになる。架け橋ゲームズが同作をサポートするとのこと。

『Keep Talking and Nobody Explodes』は、マルチプレイに対応する時限爆弾解除ゲームだ。一人はモニタを見ながらゲームの操作をする。プレイヤーはどこかの一室に閉じ込められており、その部屋には点滅し爆発しかけている時限爆弾が置かれている。タイマーがゼロになる前になんとしてでも爆弾を解除しなければならない。しかし爆弾は複数のモジュールが組み合わっており、非常に複雑な構造である。そして、解除するための手がかりも見当たらない。闇雲に誤った処置を繰り返すとその時点で爆発してしまう。そこで「エキスパート」の力を借りる必要が出てくる。

エキスパート役のプレイヤーの役目は、ゲーム画面を見ることではない。本作の公式サイトで配布されている「爆弾解除マニュアル」に見ることだ。爆弾解除マニュアルには、あらゆる爆弾に対応する解除方法が記されており、その手順をプレイヤーに口頭で伝えるのだ。ただし、今爆発しかけているのが、どのような種類の爆弾なのかがわからないと、解除手順を特定できない。プレイヤーは爆弾をよく観察し、その特徴をエキスパートに伝える必要がある。ワイワイガヤガヤしながら、それでいて緊張感をもって情報を伝え、爆弾解除にむけて協力していこう。本作では、ゲーム1本とコミュニケーションを取る手段さえあれば、ユニークな非対称の協力マルチプレイを楽しめる。オフラインかオンラインかを、問わないところも特徴だ。

画像は海外版のもの

「Indie World 2018.12.27」にて流れた映像では、同作が日本語にローカライズされていることが確認できる。またゲーム内で使用するマニュアルも、日本語に対応し公式に配布されることが示唆されている。ゲームの評価は高く、有志によるマニュアルなども配布されていたが、公式には日本語非対応ということで、プレイするにあたってはややハードルが高いと感じていたユーザーもいるだろう。Nintendo Switchでは、日本語で手強い爆弾解除を楽しめることになりそうだ。

Nintendo Switch版『Keep Talking and Nobody Explodes』は、今冬発売予定だ。