『スパイロ・ザ・ドラゴン』初期3部作が美しく蘇る『Spyro Reignited Trilogy』PS4版が国内向けに配信開始
Activisionは12月18日、『Spyro Reignited Trilogy』をPlayStation 4向けに国内発売した。ダウンロード専用で、価格は5292円。国内ではXbox One版も先月から販売中となっており、価格は同じである。本作は、初代PlayStation向けに発売された3Dアクションゲーム『Spyro the Dragon(スパイロ・ザ・ドラゴン)』シリーズの20周年を記念し、シリーズ初期3部作をリマスターして1本にまとめた作品だ。なお、ゲーム内は英語のみの対応となっている。
本作の収録タイトルは、1998年発売のシリーズ1作目『Spyro the Dragon』、翌1999年の2作目『Spyro 2: Ripto’s Rage!』、そして2000年に発売された3作目『Spyro: Year of the Dragon』である。1作目と2作目は、それぞれ『スパイロ・ザ・ドラゴン』『スパイロ×スパークス トンでもツアーズ』として、日本でも海外から1年遅れて発売されており、残る3作目については初の国内リリースとなる。ただ前述したように、いずれの作品についても今回は英語版となっているため注意されたい。
シリーズの主人公は、イタズラ好きの子供ドラゴンのスパイロと、その相棒であるトンボのスパークス。『スパイロ・ザ・ドラゴン』では、悪者ナスティ・ノークの魔法によって、大人のドラゴンたちがクリスタルに変えられてしまう。スパイロたちは、平和だったドラゴン族の世界を取り戻すため冒険に出る。一方、『スパイロ×スパークス トンでもツアーズ』の舞台となったのは、逆にドラゴンのまったくいない異世界。この世界を征服しようと企むリプトーらに対抗するため、この世界のリーダーであるエローラによってスパイロとスパークスが呼び寄せられる。やってきたのが子供のドラゴンだったことは想定外だったようだが、エローラはスパイロたちの手を借りることに。
*BGMはオリジナル版と、新規収録のアレンジ版を選択可能
そして『Spyro: Year of the Dragon』では、12年に一度の「ドラゴンの年」を迎え、ドラゴン族の世界に新たなドラゴンの卵がもたらされていた。しかし、その祝いのさなか、魔法使い見習いのウサギ娘ビアンカに卵をすべて奪われ、4つの世界にバラ撒かれてしまい、スパイロたちは卵の奪還に向かう。本作にてこれらの作品は、オリジナル版のステージ構成を忠実に再現しつつ、グラフィックやライティングを現代向けに一新。公式にはリマスターと表現されているものの、公開されているトレイラーではリメイクといって良いほどの仕上がりを確認できる。またカットシーンも作りなおされ、アナログスティックをフルサポートするなど操作性の改善もおこなわれている。