『ストリートファイターV AE』タイトルアップデートVer.04.000配信開始。殺意の波動の化身「影ナル者」を追加
カプコンは12月17日、PlayStation 4/Steam向けに販売中の対戦格闘ゲーム『ストリートファイターV アーケードエディション』のタイトルアップデートVer.04.000を配信した。このアップデートでは、シーズン4の幕開けを告げる新キャラクターとして「影ナル者」が追加。10万ファイトマネーもしくは600円(コスチューム付き)でアンロックできる。
これまでのシリーズ作のいくつかでは、「殺意の波動」によって自我を失ったリュウである「殺意の波動に目覚めたリュウ」が登場し、影ナル者はその姿に似ている。しかし影ナル者は、リュウから乖離した殺意の波動の化身だという。角を生やし鬼神のような姿の影ナル者は、やはり強者との死合いを求めて彷徨い歩く。使用技は殺意の波動に目覚めたリュウとの共通点が多く、灼熱波動拳や竜爪脚、またVトリガーIの大逆無道を発動すると阿修羅閃空も使用可能。空中でも発動できるのは特徴的だ。なお通常の波動拳は弾として撃たず、前方に氣を放つリーチの短い技となっている。
Vスキルとして用意された穿波活殺は、タメ可能の構え動作から突進攻撃をおこなう技で、構え中にはアーマー能力がある。また、VトリガーIの大逆無道の発動中は、この穿波活殺の性能がアップし、一部の技をキャンセルして発動することが可能となる。一方のVトリガーIIは六道鏖殺。発動中は専用必殺技・禊が使用可能で、相手を追尾して頭上から拳を振り下ろす。通常技・必殺技などをキャンセルして繰り出せる技だ。クリティカルアーツとしては、滅・昇龍拳に加え、六道鏖殺の発動中に限り瞬獄殺を使用できる。
影ナル者のコスチュームにはデフォルトのほか、アレンジコスチュームにストーリーと戦闘服1があり、それぞれ多数のカラーバリエーションが用意されている。ストーリーカラーは、『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』での、殺意の波動に目覚めたリュウのアレンジコスチュームに似たものとなっている。また、バトルセッティングにて「パートナーコンテンツ設定」をONにすれば、スポンサーロゴの入ったADスタイルも選択可能だ。
今回配信開始されたアップデートVer.04.000では影ナル者のほかに、きまぐれ占いの「占い」に、ベガやサガット、バルログなどの追加コスチューム「クラシカル」や、シーズン3までの全34キャラクターを対象にしたデフォルトカラーおよびストーリーカラーEX6・EX7といったラッキーアイテムが含まれる「新春!!四天王まつり!!」が配信。道場占いについても、季節限定の「リュウが昇らなかった表彰台」が入ったバージョンが追加されている。さらに、全キャラクターを対象にバトルバランスの調整もおこなわれている。各キャラクターの調整方針については公式サイトを確認いただきたい。
なお、アメリカ・ラスベガスにて開催されていたCAPCOM U.S.A.主催の「CAPCOM CUP 2018」は、本日12月17日にて閉幕。日本のガチくん選手がラシードを使い優勝を果たした。そして、CAPCOM Pro Tour 2019の開催も決定。『ストリートファイターV アーケードエディション』を採用し、2019年3月15日に最初の大会を迎える。