恐竜テーマパーク運営シム『ジュラシック・ワールド・エボリューション』国内向け映像公開。国内では現在日本語PS4/Xbox One版も販売中

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは12月11日、『ジュラシック・ワールド・エボリューション』の日本向けトレイラーを公開した。本作は、イギリスのスタジオFrontier Developmentsが開発した恐竜テーマパーク運営シミュレーションゲームだ。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは12月11日、『Jurassic World Evolution(ジュラシック・ワールド・エボリューション)』の日本向けトレイラーを公開した。映像の音声は英語だが、日本語字幕に対応している。本作は、イギリスのインディースタジオFrontier Developmentsが開発した恐竜テーマパーク運営シミュレーションゲームだ。

本作は、映画「ジュラシック」シリーズを元にした作品で、映画にも登場したムエルテス諸島を舞台に、プレイヤー独自の恐竜テーマパークを建設・運営する。テーマパークとして多くのお客を集めてお金を落としてもらい、その資金をもとにさらに開発を進めるため、呼び物としての恐竜を生み出し管理することが本作の大きな特徴となる。恐竜は原作映画と同じように、調査チームを世界各地に派遣して発掘現場から化石として持ち帰り、その遺伝子と現代の動物の遺伝子とをかけ合わせて、卵から孵化させることで誕生させることができる。ティラノサウルス・レックスやトリケラトプス、ヴェロキラプトルなど50種類以上が登場し、リアルなグラフィックにて表現されている。

恐竜は肉食のどう猛な種もいれば、草食の穏やかなものもおり、それぞれ周囲の環境に応じて自律的に行動する。そのため、快適に暮らしてもらいつつ展示物としての魅力を引き出す施設整備が求められる。もちろん食事の世話や病気のケアなども必要だ。また、入場客に対する安全性にも気を配りたい。思わぬ天災で恐竜が脱走してしまった場合は、いち早く再収容しないと、お客が襲われてしまう大惨事に発展する。施設にはほかに、ホテルやファストフード店、その他アトラクションなど入場客を楽しませるためのものも数多く用意されており、予算と相談しながらそれらを建設し、道路を敷き、発電所から電力を供給するのだ。ゲームプレイでは、科学・エンターテイメント・セキュリティの各部門からの要請に応えながら、テーマパークを発展させていくことになる。

本作は、映画版にも登場した一部キャラクターを同じ俳優が声を当て、日本語版でも、たとえば声優の大塚芳忠さんがイアン・マルコム博士を演じるなどのこだわりも見せる作品だ。今年6月にSteamおよび海外PS4/Xbox One向けに発売され、同時期に公開された新作映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」による追い風も受けて、発売から1か月で売り上げ100万本を達成した。これまでに実施されたアップデートでは、同映画に登場したインドラプトルやバリオニクスなど新たな恐竜や、それらの化石を採掘できる発掘現場などが追加されている。

PS4/Xbox One版の国内リリースは、当初は同映画の国内公開に合わせる形で計画されていたが、結果的に大幅に延期され共に11月末に発売された。通常版と、5種類の追加の恐竜を収録するデラックスエディションが現在販売中である。また、映画にも登場したヘンリー・ウー博士をテーマに、新たな恐竜やミッション、施設などを追加するDLCも配信中。さらに、今月12月13日に配信予定のアップデートでは、7種類のチャレンジの追加や、サンドボックスモードのオプション追加などが予定されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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