『モンスターハンター:ワールド』超大型DLC「アイスボーン」来年秋配信、『ウィッチャー3』とのコラボ発表。告知放送まとめ

カプコンは12月10日、PlayStation 4/Steam向けに販売中のハンティングアクションゲーム『モンスターハンター:ワールド』のスペシャルプログラムをYouTubeやTwitchなどで放送した。今回の放送では、プロデューサーの辻本良三氏が本作のコンソール版の最新情報を発表した。

カプコンは12月10日、PlayStation 4/Steam向けに販売中のハンティングアクションゲーム『モンスターハンター:ワールド』のスペシャルプログラムをYouTubeやTwitchなどで放送した。本作は今年8月時点で、海外で販売しているXbox One版およびダウンロード版を含む全世界出荷本数が1000万本を超える大ヒットとなっており、2019年1月26日には発売から1周年を迎える。今回の放送では、プロデューサーの辻本良三氏が本作のコンソール版の最新情報を発表した。

まず、歴戦王マム・タロト「狂乱のエルドラド」が発表。これまで期間限定で配信されていたマム・タロトに代わって、歴戦王として登場する。クエストの流れはこれまでと変わらず、撃退方法も従来の戦略が通じる。ただ、歴戦王マム・タロトが黄金を解き放つまでに特定の条件を満たすことで、新たな攻撃を仕掛けてくる「怒り荒ぶる状態」にすることができ、この状況でクリアするとより良い報酬を得られる可能性があるという。それには金枠よりもグレードの高い虹色枠の報酬も含まれる。歴戦王マム・タロトが登場するクエストは、2018年12月20日午前9時から2019年1月4日午前8時59分まで受注可能となる。

本作では、これまでさまざまなタイトルとのコラボを通じて装備やクエストを追加してきた。今回、新たなコラボタイトルとして、CD PROJEKT REDの『ウィッチャー3 ワイルドハント』が発表。ゲラルトが、調査団のいる新大陸にやってくる。『ウィッチャー3』のRPG体験を本作のゲームシステムに組み込んだ、コラボ専用のユニークなクエストが用意されるという。またボイスはオリジナルの声優が担当し、本作のために日本語でも新録されるとのこと。こちらは2019年初頭に配信開始予定だ。

そして、本作のメインモンスターであるネルギガンテが歴戦王として登場することも明かされた。こちらは2019年春に配信予定だ。歴戦王ネルギガンテが本作最後の大型アップデートになるとのことであるが、2019年秋には、超大型拡張コンテンツ「モンスターハンターワールド:アイスボーン」を発売するとのことだ。新たなクエストランクやフィールド、モンスター、武器防具、アクションなどを追加し、本編のエンディングの後に続く新たなストーリーを収録。これまでの『モンスターハンター』シリーズにおける「G」相当の大ボリュームとなるという。プレイするには、本編を所有している必要がある。続報は、2019年春頃になるという。なお、これらのアップデートや「アイスボーン」は、Steam版向けにも開発するとのこと。

さらに、『モンスターハンター:ワールド』本編の序盤(ハンターランク4・レベル3まで)をプレイできる体験版が配信決定。製品版のプレイヤーとオンラインマルチプレイが可能で、セーブデータは製品版に引き継ぎできる。12月12日午前9時から18日午前8時59分までの期間限定配信となるので、留意してほしい。

本作の発売1周年の時期には、アステラ祭「感謝の宴」を開催する。特別な装飾の集会エリアや、特別な装備を入手できるクエストなどが登場する。詳しい日程は後日発表するという。また、2019年3月で『モンスターハンター』シリーズが15周年を迎えるにあたり、さまざまな企画も用意しているとのこと。詳細は随時公開される予定であるようだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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