『RAGE 2』最新ゲームプレイ映像公開。狂気に満ちたオープンワールド世界で楽しめるアクティビティの数々を紹介


Bethesda Softworksは12月7日、オープンワールドFPS『RAGE 2』の最新ゲームプレイ映像を公開した。本作は、前作『RAGE』を手がけたid Softwareと、『Just Cause』シリーズなどで知られるAvalanche Studiosが共同開発しており、今回の映像では同スタジオが開発を得意とするオープンワールドに焦点を当てている。

本作の舞台となるのは前作から30年後、小惑星アポフィスの衝突によって人口の8割が死亡し、人類が滅亡の一途を辿る世界だ。その支配を目指すオーソリティーや、血に飢えた冷酷なギャング集団が徘徊する荒廃したウェイストランドにて、プレイヤーはただひとり生き残ったレンジャーであるウォーカーとしてプレイする。ゲームを開始して最初のエリアを出れば、シームレスに広がるオープンワールドのどこへ行き何をするも自由である。

これまでには、各地を巡回している敵勢力の車両集団とのバトルが紹介されており、それは今回の映像の中でも確認できる。車両集団は強大な指揮車両を先頭に、強襲バイクや中型のマッスルカーなどが護衛として隊列をなして走っているため、プレイヤーは武装車両に乗り、敵の激しい攻撃をくぐり抜けながら、その撃破を目指すのだ。

また車両を使ったアクティビティとしてはレースも可能。レーストラックを走破して新たな車両を獲得したり、偶然出くわしたレーサーと即興のレースをおこなうこともできる。即興レースの場合のスタート・ゴール地点は、レースを始めた地点に基づいて自動的に決定される。そのほか、一般住民のドライバーがギャング集団に襲われている現場に出くわすこともあり、住民に手を貸して助ければ報酬を期待できる。

海外メディアGame Informerによると、本作にはマルチプレイ要素は存在しないとのこと

前作やモバイル向けのスピンオフ作品でプレイできた「ミュータント・Bash TV」も、本作にてふたたび登場。デズデモーナという女性がホストを務め、これまで以上に残酷なショーになるという。アリーナ内にて次々に押し寄せる敵と戦うサバイバルを勝ち抜き、賞品の獲得を目指すのだ。ラウンドごとに敵は強力になり、ラウンド間に補充できる弾薬は決して潤沢とは言えないため、入念な準備が求められる。

このほか、新しい装備やナノトライト能力でウォーカーを強化するためにカギとなるアークを求めて、ウェイストランドに眠る情報を集めたり、仲間からの依頼に応えて力を貸したり、大都市にてバウンティーミッションを請け負い賞金首を追ったり、あるいは強力な装備を持つオーソリティーに戦いを挑んだりと、本作ではさまざまな楽しみ方が可能となっている。そして、こうしたアクティビティをこなすことで、メインストーリーに登場する重要人物との関係が深まることもあり、一見寄り道をしただけのようであっても、あらゆる行動が意味を持つようになっているという。

『RAGE 2』は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに2019年春発売予定。なお、海外では今回の映像公開に合わせて、発売日が2019年5月14日に決定している。日本での発売に関する詳細は、決定次第あらためて案内するとのこと。