PS4版『PUBG』ダウンロード版が配信開始。地面に足跡が残る雪原マップ「Vikendi」の全機種への実装スケジュールも発表
PUBG株式会社は本日12月7日、バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)のPlayStation 4版をPlayStation Storeにて発売した。価格は、通常版が3300円、ブラウンハットレンジャーズセットやゲーム内スキンやアイテムを購入できるG-Coinを同梱するスターターパックバンドルが4400円。なお、パッケージ版は2019年1月17日発売予定となっている。
最大100人のプレイヤーが「ドン勝」を目指してバトルロイヤルをおこなう本作は、これまでにPCやXbox One、iOS/Android向けに発売されており、コンテンツの拡充を重ね、全世界の累計プレイヤー数は4億人を超える。今回発売されたPS4版には、Erangel・Miramar・Sanhokのすべてのマップが実装された状態となっている。また、PS4 Proへの最適化もおこなわれており、グラフィックやパフォーマンスの向上が可能だ。今回の発売を記念して、PS4版の本作にログインしたプレイヤー全員には、限定アイテムである「PS4 ピクセルアート パラシュートスキン」がプレゼントされる。
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また、本日アメリカで開催されたThe Game Awardsでは、新マップ「Vikendi」を全プラットフォーム向けに実装することが発表された。Vikendiは、雪原をイメージした6x6kmの中規模サイズのマップとなっており、スピィーディーな戦いを楽しめるSanhokと、Erangelでの緊張感を組み合わせたようなマップになるという。具体的なロケーションとしては、ヨーロッパ風の街や、雪の森、そして迷宮があるダイナソーパークなどが含まれる。
雪が降り積もっている場所ではプレイヤーの足跡が残るため、それを手掛かりに標的を追ったり、逆に追われることを前提に行動する必要があるなど、これまでのマップとは異なる戦略が生まれそうだ。このマップ限定のアイテムにはG36Cライフルがあり、新車両として登場するスノーモービルに乗ることも可能。Vikendiマップは、まずはPC版のテストサーバーにて本日からプレイ可能となり、12月19日にPC版のライブサーバーに、2019年1月にPS4/Xbox One版に実装される。『PUBG MOBILE』向けのスケジュールは近日発表されるとのことだ。
なお、本作のテストサーバーではランクシステムの実装に向けたベータテストがおこなわれており、現在実施中のβシーズン1は12月12日に終了となる。ここで洗い出した問題点として、消極的なプレイだけでも上位ランクに行けてしまう点が挙げられており、他人との競争よりも自分自身との闘いを通じて実力を上げることを重視した改編を次回のβシーズン2にておこなうという。振り分け戦の廃止や、タイトル段階の追加および降格システムの廃止、生存タイトル別報酬の追加などが予定されており、詳細は公式サイトを確認してほしい。βシーズン2は、本日12月7日からテストサーバーに実装され、12月19日からライブサーバーに適用される、Vikendiマップと同じスケジュールとなっている。