PS1で発売された『クラッシュ・バンディクー レーシング』が装い新たに登場。オンライン対戦に対応し現世代機向けに発売へ

Activisionは12月7日、アメリカで開催されたThe Game Awardsにて『Crash Team Racing Nitro-Fueled』を発表した。プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4/Xbox Oneで、2019年6月21日に海外で発売する。

Activisionは12月7日、アメリカで開催されたThe Game Awardsにて『Crash Team Racing Nitro-Fueled』を発表した。プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4/Xbox Oneで、2019年6月21日に海外で発売する。

本作は『クラッシュ・バンディクー』シリーズのひとつで、1999年に初代PlayStation向けに発売されたレースゲーム『Crash Team Racing(クラッシュ・バンディクー レーシング)』のリマスター版だ。来年でちょうど20周年となる。地球にてカートレース大会が開催されようとしていたところ、あちこちの星でカート勝負を挑み勝利しては、その星の文明を滅ぼしてしまうスピード狂のエイリアン「エヌ・オキサイド」が突然現れる。そしてカートレース大会は、エヌ・オキサイドと戦うための地球代表を選ぶレースに変更され、クラッシュらも出場する。

ドライバーには、クラッシュや彼の妹のココ、宿敵ネオ・コルテックスらシリーズのキャラクターが登場し、それぞれスピードやハンドリングなどのバランスが異なるカートに乗る。ゲームシステムは『マリオカート』シリーズに似ている。南国の孤島や古代遺跡、雪山などさまざまな環境のコースにて、路上に置かれた木箱から入手できる武器やパワーアップアイテムを駆使しながら、ドリフトやターボを決めてレースを勝ち抜くのだ。

本作とオリジナル版の比較画像

今回発表された『Crash Team Racing Nitro-Fueled』は、Activision傘下のBeenoxが開発する。発表ではリマスターとされているものの、現代的なグラフィックに生まれ変わっており、『クラッシュ・バンディクー』シリーズ初期3作品をリマスターして昨年発売された『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』と同じく事実上のリメイクだと言えるだろう。おはなしモードやとにかくレース、みんなでレース、ひたすらトライアル、みんなでバトルといった、オリジナル版にあったゲームモードに加え、マルチプレイでは新たにオンラインにも対応する。また、新規のカートやコースも収録されるとのことだ。

本作の国内発売については現時点では不明だが、Microsoft StoreではXbox One版の商品説明が日本語化されており、『クラッシュ・バンディクー レーシング – ブッとびニトロ!』という日本独自のタイトル名が確認できるため期待できそうである。国内向けの正式発表を待ちたい。

【UPDATE 2018/12/11 13:25】

Activisionは12月10日、本作の日本語版『クラッシュ・バンディクー レーシング – ブッとびニトロ!』の発表トレイラーを公開した。海外バージョンとは異なり発売日表記はないが、Nintendo Switch/PS4/Xbox Oneのロゴが確認できるため、それらに向けた国内リリースが決定したと言えそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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