人類の進化を体験するサバイバルゲーム『Ancestors: The Humankind Odyssey』最新映像公開。進化の方向性はプレイヤーに委ねられる

インディーゲームレーベルPrivate Divisionは12月7日、The Game Awardsにて『Ancestors: The Humankind Odyssey』の最新映像を公開した。『Ancestors: The Humankind Odyssey』は、1000万年前から200万年前の新第三紀と呼ばれる時代のアフリカを舞台に人類の進化を描く作品である。

パブリッシャーTake-Twoのインディーゲーム専門レーベルPrivate Divisionは12月7日、アメリカで開催されたThe Game Awardsにて『Ancestors: The Humankind Odyssey』の最新映像を公開した。本作は、Ubisoftで『アサシン クリード』シリーズの初期作品などにクリエイティブディレクターとして携わったことで知られる、Patrice Désilets氏が設立したPanache Digital Gamesが開発するオープンワールド・サバイバルゲームだ。2015年のE3にてその存在が明かされ、開発が続けられている。

『Ancestors: The Humankind Odyssey』は、1000万年前から200万年前の新第三紀と呼ばれる時代のアフリカを舞台に人類の進化を描く作品である。プレイヤーは、まだ人の姿とは程遠いサルとなりジャングルやサバンナでの生活を送る。ほかの動物や気候、その他の脅威に対処しながら食べ物や飲み物、寝床などを確保してサバイバルをおこなう。その中では、同種のサルを群れに招き入れることも可能。プレイヤーには群れのメンバーの管理も求められ、家族を作ったり、協力して遠くへ狩りに行ったり。そして群れを大きくし、縄張りを拡大し、子孫を残すのだ。

本作では、この数百万年の間を生きた人類の祖先の、いくつかの世代をプレイする。その中では身体的、また知能的な進化を体験することになるという。何か重要な発見をしたり、身体的な能力を獲得すると次の世代に受け継がれる。今回公開された映像でも、時間が経つにつれ道具を使って狩りをおこなうように進化する様子が確認できる。こうした進化は、現実世界ではすでに確定しているものであるが、本作においてはまだ白紙の状態だ。プレイヤーがサバイバルをおこなう中で、どのような選択をして何を獲得し、そして群れにどのようなアビリティをもたらすかによって以降の進化の方向性が決まる。そのため、本作はプレイヤーによってまったく異なる体験となるという。

本作はPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One向けに、2019年発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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