『Beholder 2』Steam配信開始。統制国家で出世街道を歩むため手段を選ばず同僚を蹴落とす、ディストピアン・アドベンチャー続編

 

Alawar Entertainment/Warm Lamp Gamesは12月5日、ディストピアン・アドベンチャーゲーム『Beholder 2』のSteam配信を開始した(日本語非対応)。対応プラットフォームはWindows/Mac/Linuxで、通常販売価格は1499円。12月12日までは10%オフの1349円で購入できるほか、前作『Beholder』所有者向けには、さらに20%オフになるクーポンが発行される。もしくは、ストアページにある「B-B-Bundle」「Beh-ALL-der」を購入することでも同等の値引き率が適用される。

前作『Beholder』は、統制国家のアパート管理人として一般市民の行動を政府に報告するという、ダークなアパート運営+住人監視アドベンチャーゲームであった。続編『Beholder 2』でも政府側の人間として遊ぶ点に変わりはないが、報告対象が一般市民から政府のもとで働く同僚たちに変わる点で異なっている。統制国家の内部事情を目の当たりにしながら、出世していくためにあの手この手を尽くすのだ。

今作の主人公は、不穏な死を遂げた政府重役の息子。父の身に何が起きたのか、真相に近づくためにも出世街道を歩み、権力を、そして情報を仕入れていく。まずは役所の受付係として市民の悩みを聞くところからキャリアをスタートし、要望や苦情など、悩みの内容に応じて書類を発行する事務業務から始まる。そこから同僚を売り、上司に媚びを売り、権力を掴み取っていくのだ。真実を手に入れるために恐喝、内部告発、濡れ衣を着せる、自殺に追い込む。前作と同じく容赦ないダークな世界観と選択肢がプレイヤーを悩ませることだろう。

なお今月12月には実写短編「Beholder – Official Short Film」も公開される予定だ。