『Garry’s Mod』『Rust』の開発元が手がけるターン制ストラテジー『Clatter』12月にSteamにて発売決定

イギリスのインディースタジオFacepunch Studiosは11月29日、『Clatter』を今年12月にSteamにて発売すると発表した。『Clatter』は、ローカル・オンラインプレイで楽しめるターン制のアリーナバトルゲームだ。プレイヤーは、ロボットのユニット8体からなるチームを編成して試合に臨む。

イギリスのインディースタジオFacepunch Studiosは11月29日、現在開発中のターン制ストラテジーゲーム『Clatter』について、今年12月にSteamにて発売すると発表した。同スタジオは、サンドボックスツール『Garry’s Mod』やサバイバルゲーム『Rust』などを手がけたことで知られる、Garry Newman氏が設立したスタジオだ。

『Clatter』は、ローカル・オンラインプレイで楽しめるターン制のアリーナバトルゲームだ。プレイヤーは、ロボットのユニット8体からなるチームを編成して試合に臨む。ユニットの種類は、現時点でShooter・Mortar・Rammer・Igniter・Launcher・Grabber・Healer・Charger・Flipper・Booster・Burnerの11タイプがおり、たとえばShooterは遠距離攻撃が得意で、Rammerはアーマーを剥がす能力を持つ。Grabberはユニットを掴んで引っ張ってくると同時にダメージを与えることができ、Healerは文字通り回復役である。また、試合では3アクションごとにターンを交代するが、Boosterは任意のユニットにアクション数を減らさず1回行動させることができる。

試合の舞台となるアリーナマップには、高低差を含む複数のレイアウトのマップが用意されており、中には特定の2か所間をワープできるポータルが用意されていたり、一定ターンごとにマップの外周から崩壊し、プレイエリアが狭まっていくものもある。ゲームモードは、全敵ユニットの撃破を目指すデスマッチと、キャプチャーポイントを巡って競うコントロールの2種類となっている。オンラインではリーグイベントが実施され、戦果を挙げてブロンズからシルバー、ゴールドへと上位リーグを目指す。

アリーナでは、キューブ状の観客が戦況に合わせて反応を示す

また、シングルプレイのキャリアモードも用意されており、こちらではプレイヤーマネジャーとしてチーム運営をしながら試合に臨む。最初は下位リーグから始まり予算も少ないが、お金を貯めて新たなユニットを購入したりアップグレードをおこなうなどしながら、こちらも上位リーグへの進出を目指す。特定のステータスをブーストさせることができるModsという、マルチプレイモードにはない要素もあるという。そのほか、あらかじめ決められたユニットチームを使用し、ランダムで選ばれたマップにてAIと戦うデイリーチャレンジや、マップやゲームモード、AIの強さなどを設定して練習できるプラクティスモードも用意される。

本作は、1年以上にわたってクローズドベータテストが実施されており、プレイヤーからのフィードバックを得ながら要素の追加や改善が進められてきた。どこかカワイイユニットのデザインやアクション、指揮官キャラクターのユニークなカスタマイズアイテムなども魅力のひとつだろう。まだ具体的な発売日や価格については明らかにされていないが、興味のある方はウィッシュリストに入れておこう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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