ロボットSLG『Warborn』発表、PS4/Xbox One/Nintendo Switch/PC向けに発売へ。迫力あるアニメーション光る


イングランドのゲームスタジオRaredrop Gamesは11月20日、『Warborn』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)で、2019年の発売を予定している。

『Warborn』は、ターン制のシミュレーションゲームだ。プレイヤーはロボットの部隊を指揮し、宇宙をめぐる熾烈な戦場へと送り込む。個性的な4人の司令官からひとりを選び、各部隊ユニットを指揮していこう。本作には、さまざまな種類のスキルを持つ幅広いユニットが用意されており、それらを戦地に呼び寄せて戦力を拡大する。どのユニットで部隊を編成するかが鍵を握る。剣による斬撃やガンによる銃撃などいずれかの攻撃方法を選び、周囲の敵を殲滅していく。

攻撃によってステータス低下を引き起こしたり、罠を仕掛けてそこに相手を“ハメる”といった戦略的な行動も織り交ぜれば効果的だ。また周囲の味方ユニットによるサポートアビリティも有効活用したい。本作においては地形も重要になっており、地形の性質が戦闘に影響を及ぼす。相手を迎撃するにあたっては、条件のいい場所に位置取りを意識しよう。マップ構造を把握するために、ユニットに偵察に行かせたり、リソースを確保するなど、状況に応じた戦術決定が求められる。ゲームモードとしては、複数のシナリオを攻略していくシングルプレイキャンペーンと、1vs1のオンライン対戦モードが用意されるとのこと。

本作の魅力は、トレイラーの映像でも目を引くであろう、アニメーション。ゲーム本編に、どの程度これらのアニメーションが盛り込まれるのかは不明であるが、映像冒頭のクオリティのアニメーションが楽しめるならば、迫力ある戦闘が楽しめそうだ。本作が発表されて以来、一部ユーザーから『スーパーロボット大戦』シリーズの影響を受けているのではないかという声もあるが、Raredrop Gamesのスタッフは『スーパーロボット大戦』シリーズの存在については最近まで知らなかったようだ。実際は「機動戦士ガンダム」シリーズと『ファミコンウォーズ(厳密にはAdvance Wars)』から強い影響を受けており、そうした作品を組み合わせたゲームになることを目指して作っているとのことだ。

『Warborn』はPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに2019年発売予定。弊誌が日本語および日本向けリリースについて開発元にたずねたところ、スタジオは日本でのリリースや日本語化を熱望しており、日本ユーザーからの声次第では検討していくとも話してくれた。