山登りアクション『Celeste』に新展開か。ゲーム・オブ・ザ・イヤー候補にもあがるインディーゲーム開発者が、意味深な画像を投稿


インディースタジオMatt Makes Gamesの開発者Matt Thorson氏は、Twitterにて意味ありげなgifアニメを投稿した。トゲだらけのステージにカカシのようなアイコン、移動床のギミック。どれも『Celeste』をプレイしたユーザーには見覚えのあるものだろう。「Work in Progress」と表示されていることからわかるように、開発中の画像となる。つまり、『Celeste』のなんらかの新コンテンツが開発されていることを示唆している。

『Celeste』は、2018年1月に発売された山登りアクションゲーム。Steamおよび海外PlayStation 4とXbox One、そして国内外のNintendo Switch向けに発売されている。プレイヤーは葛藤を抱く少女マデレンとなり、遥か高くそびえる山を登頂することを目指す。高難易度ながらも絶妙に設計されたレベルデザインや、困難ステージと心理的葛藤を乗り越えていくマデリンの成長を描く物語展開など、多岐における部分の完成度の高さが評価された。Steamレビューのステータスは「圧倒的に好評」となっているほか、イギリスの権威あるアワードGolden Joystick Awardsではゲーム・オブ・ザ・イヤー候補として名を連ねているように、2018年のインディーゲームを代表する作品のひとつである。

Matt氏は『Celeste』を発売したのち、『TowerFall Ascension』をNintendo Switchに移植するなど多忙な時間を過ごしていたようだが、そのかたわらで『Celeste』向けのコンテンツを作っていたようだ。本編の発売から間もないことを考えると、ダウンロードコンテンツというのが有力な線だろうか。練りに練った高難易度ステージを作り上げ、プレイヤーを唸らせたMatt Thorson氏とNoel Berry氏が手がける新たなコンテンツに期待したい。