Nintendo Switchを3D化すると謳うヘッドセット「NS Glasses」製品化へ。割引購入終了期間は本日

Nintendo Switch向けの非公式周辺機器「NS Glasses」が製品化される。「NS Glasses」は、Nintendo Switch向けのヘッドセット。ヘッドセットにNintendo Switch本体を差し込み、頭に装着することで、20メートル先の600インチのモニター見るかのような“映画館級”の臨場感が楽しめるという。

Nintendo Switch向けの非公式周辺機器「NS Glasses」が製品化される。すでにIndiegogoキャンペーンは目標額の3.3倍である3万3000ドル突破しており、本日18時に終了する予定だ。

「NS Glasses」は、Nintendo Switch向けのヘッドセット。Nintendo Switchを同デバイスに差し込み、頭に装着することで、20メートル先の600インチのモニター見るかのような“映画館級”の臨場感が楽しめるという。Nintendo Switch本体には、VR機能は搭載されていないが、このヘッドセットを介して”3Dのように”映像が見ることができるというのがウリ。レンズにColor Switching Technologyという技術によって、視認の仕方が変わるのだとか。さらに、三層レイヤーによってピクセルの継ぎ目なく、スムーズなグラフィックを堪能できるという。

「NS Glasses」は電子機器ではなく、あくまでレンズやグラスによってNintendo Switch向けの体験を拡張するというヘッドセット。目の焦点をあわせる必要はなく、目の疲労にも配慮されており、“酔い”もないとのこと。デバイスの重量は198グラム。Nintendo Switchをあわせて装着した重さは498グラム。一般的なVRデバイスと比べるとやや軽いものになる計算だ。もちろん、本体の機能も損ねない。各種ケーブルは不便なく接続可能で、音量ボリュームの調整も自在。冷却機能を邪魔せず、スピーカーからの音声を強める設計にもなっている。

ちなみに前述したように本デバイスのIndiegogoキャンペーンは、本日11月5日18時に終了予定。定価100ドルから45%オフとなる55ドルで製品が購入可能なのは、同時間までとなる。「NS Glasses」は非公式商品で、レンズを介してNintendo Switchの視覚体験を変えるという、機能や健康について不安を抱える特徴もある。ただしNintendo Lifeなど複数のメディアは少なくとも、デバイスとしての機能は“成り立っている”と評価している。VR体験を期待すると肩透かしになるだろうが、野心的な商品ではあるだろう。ただし、Nintendo Switchの非公式商品はNyko製品を筆頭に、本体機能に支障をきたすものも存在すので、その点を留意して購入してほしい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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