ダンジョン探索型ACT『ローグ・レガシー』と、4人協力プレイ対応ARPG『Full Metal Furies』Nintendo Switch版が海外で同時発表
カナダに拠点を置くインディースタジオCellar Door Gamesは10月24日、同スタジオの代表作である『Rogue Legacy(ローグ・レガシー)』と、『Full Metal Furies』のNintendo Switch版を発表した。
『ローグ・レガシー』は、2013年にPC向けにリリースされ、非常に高い評価を得たダンジョン探索型2Dアクションゲームだ。のちにコンソール向けに移植され、国内でもPlayStation 4/3/Vita向けに日本語版が発売された。毎プレイ自動生成される城や森などのダンジョンに潜り、剣と魔法を駆使して60種類以上いるモンスターやボスと戦いながら最深部を目指す、いわゆるローグライトジャンルに属する作品だ。
本作では、死ぬと主人公が子孫にバトンタッチするのが特徴で、そのキャラクターもすべて自動生成される。計10種類あるクラスの違いだけでなく、ゲームプレイに影響を及ぼすユニークな身体的特徴がランダムで付与されており、家系図を辿り候補者の中からそうした特徴を見極めて次の主人公を選ぶ。そして、前回のプレイで亡くなった祖先から受け継いだアイテムやお金をもとにスキルや装備をアンロック・アップグレードして、また新たな冒険をおこなうのだ。
一方の『Full Metal Furies』は、今年1月にPC/Xbox One向けに発売された2DアクションRPGである。Titanと呼ばれるモンスターたちによる戦争によって疲弊した世界が舞台で、次の大戦の勃発を防ぐために4人の女性戦士がTitan討伐に乗り出す。その主人公には、盾を装備し前面に出て戦うことを得意とするタンクや、大きなハンマーを持つ近接攻撃専門のファイター、遠距離狙撃をメインに立ち回るスナイパー、そして銃の扱いはそこそこだが特殊技能を持つエンジニアがいる。
『ローグ・レガシー』が1人プレイゲームであったのに対し、『Full Metal Furies』は協力プレイを前面に押し出した作品となっており、ローカル・オンライン共に4人まで対応する。また1人でプレイする場合も、主人公を2人選択して切り替えながらプレイする。主人公たちはそれぞれ固有のアビリティを持っており、攻略にはお互いの巧みな連携がカギとなる。ゲームは双六のようなマップでステージを選択してプレイする形で、ステージは俯瞰視点の横スクロールで進行する。バトルで得た報酬は、ベースキャンプにてショップやスキルツリーにて消費でき、パーティメンバーと装備を整えてさらにマップを進んでいく。
『ローグ・レガシー』と『Full Metal Furies』のNintendo Switch版は、11月6日に海外で発売予定。開発元のCellar Door Gamesに日本での展開についてうかがったところ、現時点では日本を含めアジア地域での発売予定はないとのこと。ただ、両作の海外での反響次第では日本でリリースする可能性もあるだろうとのことだった。近い将来に実現することをぜひ期待したい。