『Dragon Age』シリーズのクリエイティブ・ディレクターが監修する『The Waylanders』開発中。ケルト神話をとりいれた本格リアルタイム戦闘RPG

スペインのゲームスタジオGato Salvajeが開発中の新作ファンタジーRPG『The Waylanders』に、元BioWareのMike Laidlaw氏がクリエイティブ・コンサルタントとして参加することが正式に発表された。Laidlaw氏は、長年に渡りBioWareにて『Dragon Age』フランチャイズのクリエイティブ・ディレクターを担当していた人物。同氏は2017年10月、14年間勤めたBioWareを退社しており、現在は自営業としてAAA級タイトルおよび小規模スタジオ向けのコンサルタント業を営んでいる。

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『The Waylanders』は、『Dragon Age: Origins』『Neverwinter Nights 2』『Baldur’s Gate』といったRPGから影響を受けて2016年から開発されているRPG。『Dragon Age』シリーズから影響を受けているだけあって、Mike Laidlaw氏の登用は適材適所と言えるだろう。現在実施中のKickstarterキャンペーンページの動画では、同氏が直々に本作の概要・ストーリー・設定について説明を加えている。

本作の物語はBrigantiaという1つの舞台、2つの異なる時代で繰り広げられる。古代ケルトの世界と中世ヨーロッパの2パートに分かれており、古代パートで取った行動が、中世パートに影響を及ぼすという。各ロケーションはアイルランドやスペインの自治州ガリシア州の実在する場所をベースにしており、美しく探索しがいのあるワールドデザインになることが期待できる。

時代をまたいだ壮大な物語というだけあってクリアまでの想定時間は40時間以上におよぶ。またナラティブやケルト神話をベースにした世界観以外にも、キャラクター間の関係構築、ロマンス要素、5人パーティー制のリアルタイム(ポーズオプション有り)かつ奥深い戦闘システムなどが本作の見どころとして押し出されている。

プレイヤーは6種類のメインクラス、30のアドバンスクラス、800種類以上のスキルから組み合わせることで好みのヒーローを育て上げることが可能。主人公と密接な関係を持つコンパニオン8体、主人公たちの物語を深掘る無数のクエスト、モーションキャプチャーを活用した3Dアニメーションなど、本格的なRPGに仕上げるために力が注がれていることがうかがえる。

また本作のもうひとつの特徴としては、パーティー編成・隊形機能が挙げられる。複数キャラクターが力を合わせる隊形機能は、1クラスにつき2種類(全12種類)が存在。現時点では複数人が円形に密集して盾を構える防衛陣形のOrb、刃物の先端のように5人で並んで突撃するArrow Head、攻防を兼ね備えたPhalanxが紹介されている。

『The Waylanders』は現在Kickstarterキャンペーンを実施中。初期目標額は約1688万円となっており、10月18日時点ではキャンペーン開始から2日間で922人のバッカ―から約386万円を集めるという順調な滑り出しを見せている。なおLaidlaw氏によると『The Waylanders』のライター陣には、もう一人著名人物が加わっているという。契約上名前を出すことができないとのことであるが、Laidlaw氏以外にも業界トップクラスのスタッフがナラティブ面で関わっていると考えてよいだろう。

ちなみにKickstarterキャンペーンのストレッチゴールのひとつとして、20万ドル(2250万円)を突破するとスクリプトライターのEmily Grace Buck氏が参加する旨が記載されている。『Batman: The Telltale Series』『The Walking Dead: The Final Season』など、今年9月に大幅なレイオフが実施されたTelltale Gamesで活躍した人物だ。本作を手がけスタジオGato Salvajeはすでにゲーム開発を進めるだけの十分な出資を得ているが、追加資金によりBuck氏の雇用やコンテンツの追加など、さらに優れた作品を作り上げるため、Kickstarterキャンペーンが実施されている。Laidlaw氏を起用していることからもナラティブ面へのこだわりを感じさせる『The Waylanders』。対応プラットフォームはPC、完成時期は2020年6月を予定している。

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