“インクの濁流”を協力してせき止め進む『DERU』Nintendo Switch/Steam向けに11月7日発売へ。日本発売はのち

 

インディースタジオInk Kitは本日10月17日、『DERU – The Art of Cooperation』をNintendo SwitchおよびSteamにて11月7日を発売すると発表した。Steam版およびNintendo Switch向け海外版は同日発売予定となっているが、日本でのリリースについては、のちになるとのことだ。

『DERU』は、協力をテーマとした2人プレイ対応のアクションパズルゲームだ。ルールはいたってシンプル。ふたりのプレイヤーが、白のアイコンと黒のアイコンに分かれ、ステージ内にある対応したゴールアイコンにたどりつくことを目指す。

しかし、簡単にゴールにたどり着くことはできない。ステージ内には“インクの濁流”が流れ出ているからだ。濁流をせきとめるためには、白のインクには黒のアイコンを、黒のインクには白のアイコンを置くことが必要となる。片方がインクの流れを止めている間、もう片方は通行可能。アンビエントな音楽とインクの音を聞きながら、この仕組みを利用しゴールを目指すのだ。

『DERU』は『Schlicht』という名前で開発がスタートし、4年以上練られて生まれた意欲作。チューリッヒ芸術大学に所属する学生プロジェクトとしてスタートし、Deutscher Entwicklerpreisなどスイスのさまざまなインディーゲームの賞を獲得し、スイス国内では期待が寄せられている。見た目こそシンプルであるが、なかなか手強いというのも『DERU』の特徴。濁流は次第に複雑になっていくので、緻密なコミュニケーションに基づいた阿吽の呼吸を披露することが求められるだろう。シングルプレイヤーは、ふたつのスティックで両アイコンを操作することもできるようだ。

『DERU』は、11月にSteamおよび海外Nintendo Switch向けに発売予定。国内発売については改めてアナウンスするとしているので、楽しみにしておこう。