アクションMOBA系バトルロイヤル『Battlerite Royale』Steamにて早期アクセス販売開始。『Battlerite』とのコンテンツ共有に対応

スウェーデンに拠点を置くスタジオStunlock Studiosは9月26日、『Battlerite Royale』の早期アクセス販売をSteamにて開始した。『Battlerite Royale』は、同スタジオのアリーナ系対戦アクションゲーム『Battlerite』から派生したバトルロイヤルゲームだ。

スウェーデンに拠点を置くスタジオStunlock Studiosは9月26日、『Battlerite Royale』の早期アクセス販売をSteamにて開始した。価格は2570円で、10月4日までは10パーセントオフの2313円で購入可能。本作は、同スタジオのアリーナ系対戦アクションゲーム『Battlerite』(現在は本作との違いを明確化するため『Battlerite Arena』とも呼ばれている)から派生したバトルロイヤルゲームだ。

オリジナル版である『Battlerite Arena』は、近距離・遠距離・サポートの3種類のタイプに分かれ、それぞれユニークなアビリティを持つ27人のチャンピオンから自らのキャラクターを選び、アリーナ内で2対2や3対3でのチーム対戦をおこなうアクションMOBAゲームだ。ただ、破壊すべきタワーなどは存在せず、スキルショットや格闘などを駆使したチャンピオン同士のバトルにフォーカスした作品である。そして今回リリースされた『Battlerite Royale』も、基本的なゲームプレイは『Battlerite Arena』と同じで、見下ろし型視点であることも変わらない。ただ、UIからスタッツシステムまで、本作のための調整はさまざまおこなわれている。対戦人数は、現時点では最大20人とのこと。

選択できるチャンピオンは『Battlerite Arena』から選ばれた計20体で、基本的なバトルスタイルは変わらないものの、全員大なり小なり調整がおこなわれている。そしてゲームが開始すると、『Battlerite Arena』のマップのおよそ30倍の広さがあるTalonアイランドに空飛ぶワイバーンから降下。プレイエリアの円が時間経過とともに縮小するなか、最後のひとりになるまで戦うのだ。フレンドとDUOチームを組んで参戦することも可能である。

マップは、墓所や寺院跡、鉱山、港湾、森林地帯、城郭、集落など特徴的な複数のエリアの組み合わせとなっており、昼夜のサイクルもある。広大なマップだが、マウントで素早く移動することが可能だ。また、ジャンプパッドやポータルといったマップオブジェクトも配置されている。その中を探索してアイテムを集め、チャンピオンの装備を整えながらバトルをおこなうのだ。また、ショップを営むNPCもおり、アビリティや消費アイテムなどを購入することも可能である。

なお、本作『Battlerite Royale』と『Battlerite Arena』の両方をプレイしてるプレイヤーは、衣装や武器、ポーズなどのコスメティクスアイテム、またプレイヤー名の共有が可能。片方で入手したマウントを、もう片方に持っていって使用することもできる。また、『Battlerite Arena』のプレイヤーに本作の割引クーポンや、特別なマウントをプレゼントするなど、両作をリンクさせた取り組みもおこなわれている。

開発元Stunlock Studiosによると、本作の早期アクセス販売期間は最大で6か月を想定しており、その間にプレイヤーからのフィードバックを得ながら開発を進め、『Battlerite Arena』からさらに参戦するチャンピオンやその他の要素、また新たなコンテンツを追加していく。また正式リリース時には、『Battlerite Arena』と同じく基本プレイ無料化するとのこと。本作の詳しい情報は、公式FAQページを参照してほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

Articles: 6794