Xbox Oneがマウス&キーボードでのゲームプレイをついに正式サポートへ。各ゲームの対応はそれぞれの開発元が判断


マイクロソフトは9月26日、Xbox Oneにおけるマウスとキーボードへのプラットフォームレベルでのサポートを正式に実装すると発表した。まずはXbox Insider Programへの参加者向けに10月中に提供し、基本プレイ無料のTPS『Warframe』など一部の対応タイトルにてテストをおこなうとのこと。

*マイクロソフトXbox事業責任者Phil Spencer氏が、Xbox Oneへのマウス&キーボード対応について語る(該当部分は5分4秒あたりから)

FPSやRTSなどのゲームジャンルでは、ゲームパッドよりもマウスとキーボードでの操作の方が適しているとされるものが多く、ゲームパッドを標準とするコンソールにおいてもマウスとキーボードへの対応を望む声は一部であった。特にXbox Oneでは、Xbox Play Anywhere機能によってWindows 10向けゲームとのクロスプラットフォームプレイが可能であることから、期待する声はより高まることとなる。それに対してマイクロソフトは、かねてから前向きな発言を繰り返し、一部ではベータテストもおこなってきたが、ついに正式に実装する運びとなった。

ただ、プラットフォームレベルでマウスとキーボードをサポートするといっても、すべてのXbox One向けゲームがマウス&キーボードでプレイできるようになるわけではない。マウスとキーボードに対応するかどうかは個々のゲームによって異なり、その判断は完全にデベロッパーに委ねられているからだ。マイクロソフトから押し付けるようなことはない。マウス&キーボードでのプレイに適したゲームで、プレイヤーからの要望が多ければ、開発者はゲームパッドユーザーとの共存と合わせて検討することになりそうだ。一方で、もともとゲームパッドでのプレイが最適なゲームであれば、無理にマウスとキーボードをサポートする必要はないだろう。

また、上に掲載した映像にてPhil Spencer氏は、ゲームパッドでの操作には向かないがためにコンソール版の開発を見送っていたPCゲームについて言及している。そうしたゲームの開発者は、さらなるユーザーベースの拡大を求めてXbox One版のリリースについて検討するかもしれない。そのような動きが実際に広まっていくとなると、コンソールにおけるXbox Oneの強みとなるはずで、これもマイクロソフトの狙いのひとつなのだろう。現在マイクロソフトは大小さまざまなスタジオと協力し、Xbox Oneでのマウス&キーボードプレイが楽しく、またバランスのとれたフェアな体験になるよう取り組んでいるとのこと。『Warframe』以外の対応タイトルについては、11月10日に放送する番組Inside Xboxにて発表される。

マイクロソフトによると、Xbox Oneでは市場に出回っているほぼすべての有線/無線のマウスとキーボードを利用できるようになるとのこと。そして、その中でも最高の体験を提供するためとして、今回Razerとの提携を併せて発表している。上のRazerのツイートから察するに、Xbox Oneをイメージしたマウスとキーボードの新製品を用意しているのだろうか。また、バックライトキーを印象的に映し出していることから、Xbox OneのRazer Chroma対応も期待される。詳細は、こちらも11月10日のInside Xboxにて披露される予定だ。