サンドボックスな牧場シミュレーション『Staxel』はNintendo Switchでもリリースへ。日本でも発売予定

インディースタジオPlukitは、『Staxel(スタクセル)』をNintendo Switch向けにリリースする予定であることを発表した。Plukitは、同作を東京ゲームショウ2018に出展しており、その場所にてNintendo Switch向けに開発中であることを日本ユーザーだけに“こっそり”教えてくれていた。

インディースタジオPlukitは、『Staxel(スタクセル)』をNintendo Switch向けにリリースする予定であることを発表した。Plukitは、同作を東京ゲームショウ2018に出展しており、その場所にてNintendo Switch向けに開発中であることを“こっそり”示唆していた。なお、本作の開発は初期段階で、現在早期アクセス販売中のSteam版の正式リリースにあわせてNintendo Switch版を発売する予定があるようだ。東京ゲームショウ2018の同作のブースで展示されているのは、PC版。Nintendo Switch版が遊べるというわけではないので、注意してほしい。

『Staxel』は今年の1月より、Steamにて早期アクセス配信されているサンドボックス型のシミュレーションゲームだ。プレイヤーは新たに村にやってきた新参者。譲り受けた牧場を経営し、作物を育てて収穫し生計を立てていく。見た目こそ『マインクラフト』を思わせるが、ゲームシステムは『牧場物語』に近い。土地を耕して種を撒き、水をやることで作物を成長させていく。さまざまな動物が登場し、特定の動物を育てれば酪農することが可能だ。村には酒場やスーパーなどさまざまな施設が設置されており、個性豊かな人々と交流を重ねるのもいいだろう。設計図と材料を集めて建材屋に行き作業をおこなうことで建物を建築することもできる。虫取りや魚釣りで金策することも可能であり、自由な生活が楽しめる。

PlukitのVictor Goodman氏によると、開発チームは前々から『Staxel』とNintendo Switchとの相性のよさを感じていたといい、開発をスタートさせたという。Nintendo Switchは本体ストレージに制約を抱えており、セーブデータのファイルの大きさなどいくつか懸念点はあるものの、開発は順調に進んでいるそうだ。もちろん、オンラインのマルチプレイにも対応するとのこと。

Goodman氏。チームは10名で構成されており、半数以上がプログラマーなのだとか

日本向けに発売する計画も明かされており、いずれは日本でも持ち運びつつ『Staxel』をプレイできるようになりそうだ。Steam版『Staxel』は日本語に対応しており、日本人プレイヤーからの反響に手応えを感じているという。日本語は理解できないものの、個性的なModなどが作られていることに感謝していると語った。Nintendo Switch版の国内展開は、その延長にあるものだろう。Steam版の正式リリースが、いつになるのかという点も気になるところだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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