
インディースタジオのサウザンドゲームズは9月19日、『Synaptic Drive(シナプティック ドライブ)』のゲームプレイ映像をSNSを通じて初公開した。『Synaptic Drive』は、『カスタムロボ』シリーズの開発を指揮してきた見城こうじ氏が手がける新たなアクションゲームだ(関連記事)。多彩なキャラクターの中から操作対象を選び、武器や設定を自由に選択して戦う、高度な戦略性を持った一対一の対戦アクションであるとのこと。eスポーツに選ばれるような、高い競技性を併せ持つ作品を目指して開発を進めているという。
いよいよ明日(9月20日)から東京ゲームショウ ビジネスデイです。『Synaptic Drive』プロトタイプをたくさんの方にみて頂けることを楽しみにしております。今回、Switch版だけでなくPC版(Steam版)も展示させて頂けることになりました。
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— 【公式】Synaptic Drive (@SynapticDrive) September 19, 2018
今回公開されたのは、1分に満たないゲームプレイ映像である。デザインや雰囲気はまったく異なるが、閉じられたフィールドを舞台に、ロボットたちが牽制しあいながら戦うその映像は『カスタムロボ』シリーズを強く思わせる。メインの銃とボムを武器とする攻撃構成も、まさしくそれである。もちろん、別の名前を冠している以上、ゲームデザインは異なるだろうが、「間合い」が重要になる部分などを含めて、懐かしのプレイフィールを味わえる作品になるだろう。
ちなみにその『カスタムロボ』シリーズはというと、アメリカのJUSTIAで登録された商標が、2016年3月にキャンセルされている(reddit)。日本の商標登録はいずれも存続中であるが、ここ数年のうちに存続が切れる見込み。これまで任天堂は『フォーエバーブルー』や『アナザーコード』など英語タイトルの商標登録をおこなっていたことが海外にて報道され、『ウェーブレース』の商標登録を欧州に進めており、続報のないシリーズを含めての商標の登録もしくは存続を進めていた。こうした背景を考えると、『カスタムロボ』が存続の対象になるかは不透明だといえる。
東京ゲームショウ2018
Switch用3D対戦シューティングアクション「Synaptic Drive」プロトタイプを展示します。多彩なキャラ・武器・設定を自由に選択して戦う、高度な戦略性を持った一対一の対戦ゲームです。
パブリッシャー、協業先を募集中!
ディレクター:見城こうじ
インディーコーナー:9-B58 pic.twitter.com/pWlIziWAcl— 【公式】Synaptic Drive (@SynapticDrive) September 12, 2018
『Synaptic Drive』は、本日20日から開催中の東京ゲームショウ 2018のインディーゲームコーナー 9-B58にてプロトタイプ版を展示中。当初はNintendo Switchが発表されていたが、新たにSteamでも発売されることが告知されている。会場におもむく予定のある方は、新たなロボゲームの感触を確かめてみてはいかがだろうか。