ショップ経営+冒険RPG『Moonlighter』Nintendo Switch版が11月に発売へ。日本でも発売予定
パブリッシャーの11 bit studiosは9月11日、Digital Sun Gamesが開発するアクションRPG『Moonlighter』のNintendo Switch版について、今年11月に発売すると発表した。また弊誌が11 bit studiosに確認したところ、日本でも同月に発売予定とのことだ。ゲーム内は日本語に対応する。
『Moonlighter』は、ダンジョン探索のアクションRPGと、ショップ経営のシミュレーションゲームの2つの要素を組み合わせた作品である。主人公のウィルは、リノカ村にある代々続くアイテムショップ「Moonlighter」の経営を受け継いだ青年だ。村はずれにある古代遺跡には異世界へと通じるゲートがあり、宝を求める冒険者たちがリノカ村に集うため、彼らを相手にショップの経営に精を出すのだ。
ショップでは、変化する需給バランスを考えながら値付けをおこなったり、バイトを雇ったり、店舗施設をアップグレードしたり、あるいは泥棒に注意を払ったりと、やるべきことは多岐にわたる。そして合間をみては自らゲートをくぐり、ダンジョン探索をおこなう。さまざまな敵やボスと戦い、資源や武器・防具、アーティファクトなど、獲得した貴重なアイテムを持てるだけ持って村に帰り、店で売ったり、あるいは次の冒険のための装備品の作成に活かすのだ(関連記事)。
本作は、これまでにPC(Steam)/Xbox Oneおよび海外PlayStation 4向けに発売されており、現在はNintendo Switchへの移植を進めつつ、さらなるコンテンツの追加を計画している。7月に配信されたアップデートでは、自動生成されるダンジョンの部屋パターンにさらに100種類の部屋が追加されたほか、ボス撃破後に3つの宝箱を求めて探索を続けられる要素や、ビジュアルのアップグレード、チュートリアルの追加などがおこなわれた。
さらに、ニューゲームプラスモードや、新たな装備アイテム、コンパニオンキャラクター、ボスの追加などを含む、3つのアップデートがすでに発表されている。また、今冬には有料のDLCも配信予定とのこと。本作のアップデートはその先も来年にかけて継続していく計画だそうで、11月のNintendo Switch版の発売後も本作はさらに拡張されていくことになりそうだ。
【UPDATE 2018/9/12 21:20】
11 bit studiosにうかがったところ、本作はPS4版についても日本での発売を予定しており、Nintendo Switch版の後にリリースする計画とのこと(具体的な時期は未定)。本作のコンソール版については、CEROレーティングの必要のないXbox One版が先行して国内配信されているが、今回同社はCEROレーティングを取得する運びとなり、すべてのバージョンの国内リリースが決定した形だ。