フロム・ソフトウェア開発のPSVR専用アドベンチャー『Déraciné(デラシネ)』国内発売日が11月8日に決定

フロム・ソフトウェア開発のPSVR専用アドベンチャー『Déraciné(デラシネ)』の国内発売日が11月8日に決定した。『Déraciné(デラシネ)』では、「古典的アドベンチャーゲームを、最新のVR技術で描く」というコンセプトのもと、古い寄宿学校で暮らす少年少女の物語が描かれる。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)は9月10日、フロム・ソフトウェアが開発中のPlayStation 4/PlayStation VR専用アドベンチャーゲーム『Déraciné(デラシネ)』を2018年11月8日に国内リリースすることを発表した。ディレクターは『ダークソウル』『ブラッドボーン』などを担当した、同社代表取締役社長の宮崎英高氏である。プレイするにはPlayStation VR/PlayStation Move 2本が必須。CEROレーティングはB (12才以上対象)となっている。

※6月に公開されたデビュートレイラー

本作は “古典的アドベンチャーゲームを、最新のVR技術で描く”というコンセプトのもと開発されている完全新作。タイトルの「Déraciné」は、「根無し草」「はぐれ者」「故郷を失った人」を意味するフランス語である。プレイヤーは “止まった時の世界”に住む妖精として、少年少女6人と年老いた校長先生が暮らす、人里離れた古い寄宿学校を探索する。人間からは妖精の姿は見えておらず、プレイヤーは止まった時に干渉し、過去や未来に移動しながら間接的に子供たちと関わっていくこととなる。

学校の子供たちと直接交流することはできず、小さなメモ書きや古いカギ、子供たちの思い出など、断片的な情報を頼りに状況を知り、子供たちのことを把握していく。また「命の時間」を与えるという妖精の特別な力を使うことで、子どもたちとの距離を縮めていくことが可能だ。そうして徐々に物語の謎を解き明かし、子供たちの運命を変えていくという。

『Déraciné(デラシネ)』はすでに各種ECサイトにてパッケージ版、PlayStation Storeにてダウンロード版の予約受付が開始されている。パッケージ版の初回生産限定『Déraciné Collector’s Edition』では、ゲーム本編とオリジナルサウンドトラックCDが豪華収納ケースに収められている。またパッケージ版の予約特典にはPS4用テーマ“Déraciné テーマ「教室」”が、ダウンロード版の事前予約分には “Déraciné テーマ「教室」”およびPlayStation Network用アバターセット“Déraciné アバターセット”が付属。各バージョンの販売価格は以下のとおり:

パッケージ通常版:希望小売価格 3,000円(税抜)
パッケージ限定版:希望小売価格 4,000円(税抜)
ダウンロード版: 3,240円(税込)

『ブラッドボーン』と同じSIE JAPANスタジオ×フロム・ソフトウェアの布陣にて開発されているPSVR専用アドベンチャー『Déraciné(デラシネ)』。国内発売日は11月8日となっている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

記事本文: 1953