『PUBG』日本サーバーを一時閉鎖し、9月5日よりデフォルト設定を韓国サーバーに変更。コンテンツ増加に伴う人口分散を受けて
『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の国内公式Twitterアカウントより、9月5日をもって同作の日本サーバーを一時的にクローズすることが告知された。閉鎖理由については、「新規マップ及びモードの追加によりJAPANサーバーのマッチングプールが分散し、ピークタイム以外では円滑なマッチングが難しくなっていました。長い待機時間を理由として他のサーバーでプレイされるプレイヤーの方が徐々に増加し、結果的にJAPANサーバーのマッチング不足現象がより加速していく状況でした」と説明されている。
【お知らせ】
明日9月5日(水)予定のJAPANサーバー一時クローズについて#PUBG_JP pic.twitter.com/t7dWOATgnj— PUBG: BATTLEGROUNDS JAPAN (@PUBG_JAPAN) September 4, 2018
また、あくまでもマッチングプールの分散が原因であり、全体利用者数の減少に伴う変更ではない旨も記されている。本作のような100人規模のバトルロイヤルゲームは、快適なマッチングを実現するだけのプレイヤー人口を集めるだけでも大変。リージョンごとに細かくサーバーが分けられており、かつ新しいマップ・ゲームモードが追加されつつある『PUBG』においてはなおさらだ。日本サーバーが閉鎖される9月5日以降は、これまでPING/プレイ環境への配慮からアクセスが遮断されていた韓国サーバーがデフォルト設定になる。
ちなみに全体利用者数という点では、2018年1月にピークを迎えてから平均同時接続者数が毎月減少し続けているが、それでも直近30日間の平均は60万人台と、他のマルチプレイタイトルが羨むような数字をキープしている(SteamCharts)。とはいえ、今後も人口が減り続け、かつプレイヤーを分散するような新マップ・ゲームモードが追加されていけば、他リージョンでもマッチング不足という問題が顕著になり始めるのではないだろうか。その点、PUBG Corp.は「マッチングプールの分散を解決できる方法につきましても準備中」と説明している。10月に予定されているマッチメイクシステムの改善とともに、人口分散という問題への対策が待たれるところだ。