『バトルフィールド V』発売延期が発表、海外発売日は11月20日。9月に実施するオープンベータのフィードバックに対応するため
【UPDATE 2018/8/31 13:35】
Electronic Artsは8月31日、国内向け『バトルフィールド V』の発売日を11月20日に延期すると発表した。
Battlefield Vの発売日を11月20日に変更することにしました。詳細は後日報告致します。 pic.twitter.com/Q3W8VBfKeo
— Battlefield Japan (@Battlefield_EAJ) August 31, 2018
【原文 2018/8/30 23:09】
Electronic Artsは8月30日、『Battlefield V(バトルフィールド V)』の発売日をこれまでの10月19日から、11月20日に延期すると海外向けに発表した。国内向けについては本稿執筆時点では未発表だが、本作の国内発売日は海外と同日だったため、おそらく日本版に関しても11月20日あるいは近い日にちに延期となるだろう。
本作の開発元DICEのゼネラルマネジャーOskar Gabrielson氏が、公式サイトにて今回の発売延期の理由について説明している。本作はこれまでにクローズド・アルファテストを実施し、またE3やGamescomといったイベントにプレイアブル出展しており、延べ数万人のプレイヤーが本作を体験。その中で、プレイヤーが自身の兵士や武器、乗り物のカスタマイズをできる中隊システム、また伏せながら後ずさりしたり、じゃがみ状態でのダッシュ、窓をくぐり抜けたり手榴弾を投げ返したりといった新たな動作セットなど、本作の新要素を試してきた。Gabrielson氏は、開発チームはプレイヤーから寄せられた意見を受けて、ゲームプレイのテンポの調整や、兵士キャラクターの視認性の向上などに務めてきたとし、9月に実施するオープンベータテストでは、その成果が見られるだろうと述べる。
オープンベータテストは文字通り誰でも参加可能で、これまでよりもはるかに多くのユーザーがプレイし、同時により多くのフィードバックが寄せられることが予想される。Gabrielson氏によると、これが今回延期を決めた理由だという。膨大に寄せられる意見に目を通し、ゲームプレイのコア部分の最後の調整をおこなうには時間が必要とのことである。また本作は、プレミアムパス(シーズンパス)を販売するビジネスモデルから脱却し、代わりにすべてのプレイヤーが参加できるシーズンイベントであるタイド・オブ・ウォーを導入する。これを確実に提供していくためにも時間を確保したいとのことである。
なお、上述したオープンベータテストは、EA Access/Origin Access/Origin Access Premierの加入者向けに、先行アクセスが9月4日から開始され、9月6日からはすべてのユーザーが参加可能だ。最大64人対戦のコンクエスト、グランド・オペレーション、そしてタイド・オブ・ウォーのプレビュー版として5つのパートからなるチャプターを体験できる(関連記事)。今回の発売延期は、本作の発売を心待ちにするファンにとっては残念なニュースだが、元々の発売日は『Call of Duty: Black Ops 4』と『Red Dead Redemption 2』の間に挟まれた超激戦区だったため、これを避ける意図もあったのかもしれない。まずはオープンベータに参加し、気になった点はフィードバックを送って新発売日に備えよう。