人気ステルスアクション続編『ヒットマン 2』PS4/Xbox One向けに11月15日に発売決定。シリーズ初のオンラインマルチプレイ対応

 

ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメントは8月23日、ステルスアクションゲーム『ヒットマン 2』を11月15日に発売すると発表した。プラットフォームはPlayStation 4とXbox One。通常版とゴールド・エディションの2種類が発売され、価格は通常版のパッケージ版が7800円、ダウンロード版が7300円(Xbox One版はダウンロード販売のみ)。ゴールド・エディションはダウンロード版のみの発売となり、1万800円である(価格はいずれも税別)。パッケージ版(PS4通常版)は、本日8月23日から予約受付を開始する。なお、ゲーム内は英語音声・日本語字幕となる予定だ。

ゴールド・エディションの購入者は、特典として発売3日前の11月12日から先行プレイが可能。また、ゲーム内アイテムである「イタリアンブラックレザーブリーフケース(仮称)」と「ICA19 ブラックボーラ―ピストル(仮称)」が収録され、さらに発売後に配信予定の「拡張パック1」および「拡張パック2」を入手できる。一方の通常版のパッケージ版には、先着購入特典としてゲーム内アイテム「アヒル爆弾(仮称)」と「ミッドナイトブラックスーツ(仮称)」を先行入手できるダウンロードコードが封入される(後日通常配信予定)。

『ヒットマン 2』は、デンマークに拠点を置くインディースタジオIO Interactiveが手がける『Hitman(ヒットマン)』シリーズの最新作だ。主人公は、伝説の暗殺者エージェント47。プレイヤーは上のトレイラーにも登場する、日差し眩しいアメリカ・マイアミのレース会場から、暗く危険な熱帯雨林まで、世界中のさまざまなロケーションを巡る。ステージはサンドボックス型となっており、自ら持ち込んだり現地調達する武器や道具、あるいは周囲の環境など、ありとあらゆる物を利用してターゲットを暗殺するのだ。

しかし、ステージ内には多数の一般人や警備員などがひしめき合っている。『ヒットマン』シリーズお馴染みの変装を駆使してその場所に溶け込み、怪しまれないように潜入しよう。ひとつのステージでもいく通りもの攻略法が考えられ、どのようにしてターゲットに近づき、仕留めるかはプレイヤーのアイデア次第だ。遠く離れた場所から狙撃するもよし、事故に見せかけて殺害するもよしである。本作では、その攻略ルートやステルスプレイのバリエーションは、従来のシリーズ作以上の種類が用意されているという。

ゲームモードには、『ヒットマン』シリーズとしては初となるオンライン・マルチプレイモードが収録される。スナイパーアサシンと呼ばれるモードで、ソロあるいはほかのプレイヤーと協力し、スナイパーライフルでの遠距離狙撃のみでターゲットの暗殺を目指す。さらに、2016年発売の前作『HITMAN』にも収録された、一度きりしかないチャンスでターゲットの暗殺を目指す期間限定イベントのエルーシブ・ターゲットが本作にてふたたび実施される予定だ。また本作の海外発表時の開発者のコメントから、エージェント47と、パートナーを組むダイアナ・バーンウッドにまつわる物語が描かれるキャンペーンモードのほか、ユーザー作成ミッションを楽しめるコントラクトモードなどが収録されることも判明している。

ちなみに海外向けには、前作に収録されたパリやバンコク、北海道など6つのステージが、リマスターを施されて本作向けに配信される予定であることが発表されている。グラフィックやAIの向上だけでなく、ブリーフケースやほかの新たなアイテムなど、本作ならではの要素を導入した上でふたたび楽しめるとあって、国内での正式発表に期待したい。前作の完全版である『ヒットマン ディフィニティブ・エディション』が、PS4向けに9月13日発売となっているので、未プレイで興味のある方はこちらで予習しておくと良いかもしれない。