『Battlefield V』オープンベータが9月6日から実施。コンクエスト、グランド・オペレーション、タイド・オブ・ウォーがプレイ可能

『Battlefield V』のオープンベータテストが9月6日から開始される。対応プラットフォームはPC/PS4/XBO。また『Battlefield V』予約購入者およびEA Access/Origin Access/Origin Access Premier加入者は9月4日より先行アクセスが可能となる。

Electronic Artsは8月21日、『Battlefield V』のオープンベータテストの実施日程を発表した。まず、PC/PlayStation 4/Xbox One各バージョンの予約購入者および、EA Access/Origin Access/Origin Access Premierの加入者向けに、先行アクセスが9月4日から開始される。そして、9月6日からはすべてのユーザーが参加可能だ。クライアントの事前ダウンロードは、日本時間9月3日午後5時から提供開始される予定。

今回のオープンベータでは、雪の降り積もるノルウェー・ナルヴィクのArctic Fjordと、オランダの市街地ロッテルダムを舞台とするRotterdamのふたつのマップがプレイ可能。体験できるゲームモードは3つあり、まずはコンクエスト。最大64人が2チームに分かれ、マップ内に点在する戦略地点の占拠をめぐって攻防をおこなう『Battlefield』シリーズおなじみのモードだ。ここでは本作から導入された新要素である、陣地構築要素を試すことができる。そのほか、けん引可能な兵器や、分隊増援要請システムも利用できる。

二つ目は、こちらも最大64人に対応するグランド・オペレーション。前作『バトルフィールド 1』でプレイできたオペレーションのアップグレード版とも言えるゲームモードで、第二次世界大戦当時に実際にあった出来事をテーマにしたストーリーを、複数の作戦日にわたる戦いを通じて体験する。前日の戦いでの戦果によって、翌日得られる弾薬や乗り物、復活可能数などが増減することが特徴だ。オープンベータでは、Arctic Fjordマップでの2作戦日の連戦となり、初日は空挺輸送機からパラシュート降下する攻撃側と、地上の大型火砲を防衛する側に分かれて戦うエアボーン。翌日は、マップ内の各セクターを防衛側のチームが確保した状態でスタートし、攻撃側がその制圧を目指すブレークスルーと、ふたつのゲームモードをプレイする。

三つ目のゲームモードはタイド・オブ・ウォーだ。このモードでは、数か月ごとに第二次世界大戦の特定の時代にフォーカスしたチャプターが無料配信される。ロケーションやイベント固有の装備が登場し、プレイヤーはそれらを収集して兵士や武器、乗り物からなる中隊をカスタマイズさせていく。オープンベータでは、このタイド・オブ・ウォーのプレビュー版として、5つのパートからなるチャプターを体験でき、すべてプレイしたプレイヤーには製品版のゲーム内で受け取ることができる限定のドッグタグがプレゼントされるとのこと。

『Battlefield V』では、これまでにクローズドアルファテストを実施し、プレイヤーのスコアリングレートやバックエンドシステムなど技術面のテストがおこなわれ調整が重ねられてきた。今回実施されるオープンベータを通じて、発売に向けてさらに磨かれていくことだろう。製品版には、これら以外にも複数のゲームモードが収録され、またバトルロイヤルモードRoyaleも登場する予定だ。上に掲載したトレイラーの最後には、フィールドが縮小していく同モードと思われる様子が映し出されている。なおRoyaleは、DICEとは別のデベロッパーが開発しているとのこと(Reddit)。実装時期については本作の発売後という話もあるが、具体的には未発表である。

EAは今回、NVIDIAが昨日発表した、Turingアーキテクチャーを採用した最新GPU GeForce RTX 20シリーズについて、本作のPC版が公式にサポートし、リアルタイムレイトレーシングを活用した高度なグラフィック表現に対応することも発表している。『Battlefield V』は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに10月19日に発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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