北欧神話に基づくオープンワールドRPG『Rune』9月にSteam早期アクセス販売開始へ。マルチに対応し、ひとりでみんなでロキ退治

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Human Head Studiosは8月14日、『Rune』の早期アクセス販売を2018年9月に開始することを発表した。現地時間8月18日からクローズドベータが実施される予定で、調整を重ねながら9月に早期アクセスによる販売が開始される予定だ。

『Rune』は、2000年に発売された同名のアクションRPGの続編だ。PC(のちにPS2)にて発売され高い評価を獲得し、Human Head Studiosの名を世に広めるきっかけになった作品だ。同スタジオはその後、2K Gamesから発売される『Prey』の開発にも携わることになる。本作は昨年7月に『Rune: Ragnarok』として発表されていたが、同じ世界観を有しておりメインシナリオも前作と同じということで、今年2月にタイトルを『Rune』へと変更。装い新たに開発が進められており、ついに早期アクセス販売に至ることになる。

『Rune』のテーマとなるのは、北欧神話おける終末の日ラグナロク。ラグナロクと同時に神々は滅びるとされていたが、ラグナロクは訪れず依然として神々は滅びない。争いは続けられながらも神々は力を失い、力を抑制されていた巨人やビースト、アンデッドたちが放たれ、世界は混沌に包まれた。その世界で、ロキは未だ破壊を楽しんでいる。バイキングであるプレイヤーは、ロキに囚われ荒廃したミッドガルドを救うべく、武器を手に取り神々がなし得なかったロキ退治に挑むのだ。

本作は広大な世界を舞台するオープンワールド型のアクションRPGとなっており、プレイヤーはかつて美しかった風景とは見違えるほど、変わり果てたミッドガルドを冒険する。強力な武器と貴重な資源を獲得し、ロキとその手下を蹴散らすことを目指すことになる。ミッドガルドの世界を冒険する上では、資源を集めて武器をクラフトするだけでなく、船を作り上げ航海をすることもできるという。神々を支配下につけて、能力を得るといった要素も。また手段を問わず、村を襲撃して装備品を奪うといった蛮族プレイも楽しめる。

また本作では、ひとりで冒険することもできるが、仲間と共闘することも可能。クランを組むこともでき、ロキの手下の砦に殴り込みするなど、世界を救うために力を合わせるのもひとつの遊び方だ。またPvP要素も用意されているので、世界の荒廃を無視し、他プレイヤーを襲いミッドガルド最強のヴァイキングを目指してもいい。PvEとPvPの両方に対応したアクションRPGに仕上げられている。

早期アクセス期間は最長で1年を予定。早期アクセス版発売時には、ゲームのコアとなるシステムは組み込まれているが、エンディングはまだ実装されていないとのこと。またPvEとPvPのサーバーは、公式が用意したものから選ぶことができるようだ。開発が進めば、世界が拡張され、武器や神々が追加。Mod対応も予定しているという。

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