『DEATHGARDEN』初週無料でSteam早期アクセス販売開始。『Dead by Daylight』開発陣が送る新たな非対称マルチプレイゲーム

『DEATHGARDEN』のSteam早期アクセス販売が開始された。初週は無料プレイ可能。『DEATHGARDEN』は『Dead by Daylight』の開発スタジオが手がける新しい非対称マルチプレイ対戦ゲームであり、プレイヤーは5人のランナーと1人のハンターに分かれ、戦場をスピーディーに動き回りながら争う。

『Dead by Daylight』の開発スタジオとして知られるBehavior Digitalは8月15日、『DEATHGARDEN』のSteam早期アクセス販売を開始した。通常販売価格は3280円で、リリース初週は無料プレイ可能となっている。本作は近未来が舞台の非対称マルチプレイゲーム。プレイヤーは5人のランナー(三人称視点操作)と1人のハンター(一人称視点操作)に分かれて、それぞれの目標を達成するため争う。

戦場となる「死の庭」はマッチ毎に自動生成され、天候と構造が毎回変動。ランナーは持ち前の機動力を生かしつつ、死の庭からの脱出口を開くためキャプチャーポイントの確保やキーアイテムの輸送といったオブジェクティブ達成を目指す。ハンターは銃器・トラップ・特殊能力など強力な武器を駆使してランナーを処刑していく。ランナーはハンターを倒しきる術がないため、チームメイトと力を合わせてハンターを妨害しなければ、一方的に狩られてしまう。ハンター1人の力量か、ランナー5人の協力か。どちらが勝るかの勝負なのだ。最終的には5人中3人のランナーが脱出すればランナーの勝利。脱出前に3人のランナーを処刑台に送り倒せばハンターの勝利となる。

ランナー側は完全に無防備というわけではなく、弓矢と罠を使って時間を稼ぐことができる。装備できる特殊矢・罠はマッチ開始前に選択したクラスによって異なり、複数人がさまざまな特殊矢を効果的に射ることでハンターの脅威を抑え込める。ハンターの居場所をハイライトしたり、視覚悪化効果を与えたり、移動速度を下げたり。ランナーの勝率はチーム構成とチームワーク次第だ。ハンターとしては、ランナーたちが特殊矢のアップグレードを済ませチームワークをフルに発揮し始める前に決着をつけておきたいところだ。

ハンターは一人称視点、ランナーは三人称視点操作

『Dead by Daylight』の非対称マルチプレイ要素をベースにアクション性を高めた『DEATHGARDEN』。遊び方を把握したハンターに立ち向かうには、ランナー側の連携が不可欠。ランナーとしては連携を取れるメンバーと遊べるかどうか、ハンターとしては連携の取れた相手と歯ごたえのあるマッチに挑めるかどうかで、印象は大きく変わるだろう。正式リリースは2019年早期を予定しており、同時期にはPlayStation 4/Xbox One向けの展開も計画されている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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