オープンワールドFPS『RAGE 2』最新ゲームプレイ映像公開。強力な特殊能力や、武装車両での敵コンボイとのバトルを紹介

Bethesda Softworksは8月11日、アメリカで開催中のイベントQuakeCon 2018にて、『RAGE 2』の最新ゲームプレイ映像を公開した。本作は、2011年に発売されたオープンワールドFPS『RAGE』の続編だ。id SoftwareとAvalanche Studiosが共同開発している。

Bethesda Softworksは8月11日、アメリカで開催中のイベントQuakeCon 2018にて、オープンワールドFPS『RAGE 2』の最新ゲームプレイ映像を公開した。本作は、2011年に発売された『RAGE』の続編だ。同作を手がけたid Softwareと、『Just Cause』シリーズなどオープンワールドゲームの開発に定評のあるAvalanche Studiosが共同開発している。

本作の舞台は、前作から30年後となる2185年の地球。小惑星アポフィスの衝突によって壊滅的な被害を受けたものの、少しずつ復興が進みつつある。しかし、荒廃したウェイストランドの支配を目指すクロス将軍が率いるオーソリティーや、凶悪なギャング集団らがしのぎを削る、ルール無視の過酷な世界であることには変わりはない。

本作の主人公は、レンジャーとしてただひとり生き残ったウォーカーだ。本作の世界は、ジャングルや砂漠など多様な環境を有するが、今回の映像ではまず湿地帯を訪れ、クヴァシル博士を探すミッションから始まる。クヴァシル博士はオーソリティーからレジスタンスに寝返った科学者で、前作にも登場し主人公に手を貸した人物だ。博士によると、地球の軌道上にはEco-15と呼ばれる装置が未使用のまま存在するという。これを利用するために起動させる、つまり地球に落下させる必要があるとし、Eden Space Centerに向かうようウォーカーに指示をする。

Eden Space Centerはグーン・スクワッドと呼ばれる非常に暴力的な勢力が占拠しており、道中ではさらにほかの勢力や、オーソリティー、ミュータントとも戦うことになる。敵対勢力のひとつイモータル・シュラウドは盗賊グループであり、グーン・スクワッドとは異なりテクノロジーを武器や車両に積極的に導入していることが特徴だ。光学迷彩のような特殊なアビリティも持っているようだ。各勢力は、このようにそれぞれの特色を持っている。

Eden Space Centerでは、ウォーカーが持つ特殊能力を活かした戦いが紹介されている。ウォーカーの体内にはナノライトと呼ばれるナノマシンが注入されており、宿主に自己蘇生機能や自己修復機能、そして超能力的な強力なパワーを与える。たとえば、高く飛び上がってから地面を叩きつけ、周囲の敵を吹き飛ばすスラムや、敵を倒すごとに溜まるゲージを消費して武器の威力を限界突破させるオーバードライブなどがある。また、Eden Space Centerに来た目的は新たなパワーの獲得にあり、管制室に到達して地上に落下させたEco-15から、手から衝撃波のようなものを撃ち出すシャッターを入手している。そのほか新たな武器としては、ブーメランのようなウィングスティックが登場し、映像でも活躍している。ウィングスティックはアップグレードすることで、カーブをかけて物陰に隠れた敵をも狙うことが可能だ。

武装車両に乗ってオープンワールドのウェイストランドを駆け抜けることができるのも本作の魅力のひとつ。ウォーカーの愛車は、“万能殺戮マシン”ことフェニックスだ。そして、敵勢力もまた独自の武装車両にてプレイヤーを襲う。敵勢力は、なんらかの目的を持ってコンボイを形成して走っていることもあり、その撃破を目指すミッションも存在する。映像ではイモータル・シュラウドのコンボイとのバトルが紹介されており、先頭を走る巨大な指揮官車両を守るように、電気のトラップを張るバイクや、エネルギーシールドを持つ中型車両などが隊列をなしている。体当たりしたり、フェニックスの武装を駆使して、後続から順に倒していくのだ。ただし、ひとつのコンボイを叩きのめしたとしても、その勢力は同じルートにさらに強力なコンボイを配備してくるという。

Bethesdaは、今後数か月にわたって『RAGE 2』の続報を届けていくとしている。本作は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに2019年春発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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