遺跡探検考古学アクションADV続編『LA-MULANA 2』ついに完成。7月31日にSteamやPLAYISMなどで発売へ
弊社アクティブゲーミングメディアが運営するパブリッシャーPLAYISMは7月29日、インディースタジオNIGOROが手がける遺跡探検考古学アクションアドベンチャーゲーム『LA-MULANA 2』を、Steam/PLAYISM/GOG/Humble Storeにて、日本時間7月31日午前2時に発売すると発表した。プラットフォームはWindows/Macで、価格は2480円(税込)。
本作は、フリーゲームとして開発・配布され、のちにPC/コンソール向けに移植された『LA-MULANA』の続編だ。前作は、全世界で累計50万本以上のヒットを記録した。そして2013年に『LA-MULANA 2』は発表され、翌2014年に実施したKickstarterキャンペーンにて、5200人の支援者から26万6670ドルの資金を獲得。およそ4年半もの開発期間を経て、ついに完成した。
一人の考古学者によって、すべての文明の起源といわれるラ・ムラーナ遺跡の全貌が明かされてから5年。遺跡の崩壊が激しく調査はあまり進んでいないが、付近の村人たちにより入り口付近の観光地化が進んでいた。古代から遺跡の守人として生きてきた村人、すべての人類を生み出した「母」から産まれた第7の子と呼ばれた人たちは、新たな生活を模索し始めていた。
しかし、観光地化された遺跡のいずこからモンスターが現れ始めた。モンスターを生み出していた「母」…ラ・ムラーナ遺跡はすべての機能が途絶えたはずである。村の長はラ・ムラーナ遺跡を調査した考古学者親子に依頼を出すが、彼らは遺跡を大崩壊させた批判から逃れるためか連絡はつかなかった。そして村にやってきたのはルミッサ・小杉という考古学者の娘だった。
遺跡に住む文明人たちの流刑地として使われていた、裏ラ・ムラーナ遺跡とも呼ばれる「イグ・ラーナ遺跡」。そこにあるのは「悪意」「恨み」「怒り」……。はたしてルミッサはイグ・ラーナ遺跡の謎を解き明かすことができるのか。
本作の主人公であるルミッサ・小杉は、前作の主人公ルエミーザ・小杉博士の年上の妻の連れ子、あるいはルミエーザの父ショーン・小杉博士の隠し子などと噂される女性だ。両博士に届いた遺跡調査依頼の封を勝手に切り、考古学者として華々しくデビューすべくラ・ムラーナ遺跡に向かう。本作はサイドビューのアクションゲームとなっており、プレイヤーは美しいドット絵で描かれる広大な遺跡を探索する。イグ・ラーナ遺跡の内部は多種多様なフィールドに分かれており、行く手を阻む道中のさまざまな敵、さらには数体のガーディアンと呼ばれる巨大なモンスターがプレイヤーを待ちかまえている。敵はいずれも手強いため、敵の行動を観察し弱点を見極めて、7種類のメインウェポンと10種類以上あるサブウェポンを駆使して戦う。
本作は、数々のヒントをもとに謎を解くアドベンチャーゲームとしての要素も強い作品である。遺跡内に数多く点在する石碑を読むことで、仕掛けられた謎を解き明かすことができる。そのほかにも背景の変化や、遠くから聞こえる音、敵の強さ、罠の凶悪さなど、すべてが謎解きのヒントになるという。血のついた壁や、バラバラになった骸骨があれば、誰かがその近くで罠にかかったことを指し示してしているかもしれない。プレイヤーは、冒険家愛用タブレット”Mobile Super X 3″を所持しており、インストールできるアプリは20種類以上登場。また、60種類以上ある遺跡探索をサポートするアイテムも利用しながら、謎に満ちたイグ・ラーナ遺跡を隅々まで探索し、秘められた謎を解き明かすのだ。