『PUBG』PC版の6月推定セールスは470万本、モバイル版のデイリー売上は約3倍と絶好調。ただしPC版の同時接続プレイヤー数は1月の半分と不安を残す

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調査会社SuperDataの調べによると、PC版『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の2018年6月推定セールス本数は470万本で、本作最高セールスを記録した2017年10月に次ぐ好調ぶりを見せたようだ。要因として考えられるのは、6月に開催されたSteamサマーセールに伴う値引きである。6月20日からは『PUBG』が本作初のセールに踏み切り、33%オフの2211円で販売されていた。初セールということもありセールス本数が伸びたと考えられる。

ただし、同時接続ユーザー数は2018年1月に平均158万人・ピーク時324万人を記録してから下り坂であり、セールスを伸ばしたとはいえ、2018年6月には平均80万人・ピーク時175万人と半減している。本稿執筆時点(7月26日)での過去30日間の平均は69万人・ピーク時150万人と、下降傾向に変わりはない(SteamCharts)。

Image Credit: SteamCharts

また調査会社SensorTowerの報告によると、モバイル版『PUBG』は売上を伸ばしてきている。モバイル版の7月時点での推定総売上は約2960万ドル(約33億円)。本作は2018年4月15日にアプリ内課金を導入しており、2960万ドルというのはそれから約3か月間での総売上である。そして6月19日の「Royale Pass」導入以降、継続的な売上ブーストがかかっているという。

「Royale Pass」とは、ゲームをプレイし、デイリー/チャレンジミッションをクリアすることで経験値を獲得し、報酬をアンロックしていく制度。「Royale Pass」にはプレイヤー全員がアクセスできるフリー版と、約1000円相当の有償ゲーム内通貨により購入可能なエリート版の2種類が存在する。報酬内容は衣類・武器・輸送機・パラシュートスキン、エモート、経験値ブーストなど。全70レベルあり、エリート版を購入することでより多くの報酬をアンロックできるようになる。ミッションをこなす時間がないユーザーや、いち早く報酬を入手したいユーザーは、有償ゲーム内通貨の消費により即座にレベルアップすることも可能だ。

なおSensorTowerによると、6月19日の「Royale Pass」導入前のIAP(アプリ内課金)推定売上は1日平均22万ドル(約2430万円)であったが、「Royale Pass」導入後の1日平均は約3倍の65万ドル(約7200万円)にまで跳ね上がったという。4月15日から6月18日までの推定総売上は760万ドル、6月19日から7月23日までの推定総売上は2200万ドルで、総額2960万ドル。あくまでも調査会社による推定値ではあるが、プレミアムパスを導入することで継続的な収益増が達成できていると考えられる。

モバイル版『PUBG』に関しては、中国を除くグローバル版のデイリーアクティブユーザー数が1000万人を超えたことが2018年5月に公式発表されている(VentureBeat)。PC版はサマーセールにより新規ユーザーが増えたにも関わらず、接続ユーザー数の減少傾向は止められなかった。今後は希望を見せているモバイル版『PUBG』が売上・人口ともにフランチャイズを牽引していくのかもしれない。

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