『ノーマンズスカイ』にマルチプレイを本格導入する「NEXT」アップデート配信開始。膨大な変更点を網羅したパッチノートをチェック
Hello Gamesは7月24日、『ノーマンズスカイ』の大型無料アップデート「No Man’s Sky NEXT」の配信を開始した。2016年8月のリリースから2周年に迫る本作の最新アップデートでは、コミュニティからの要望が多かった本格的なマルチプレイ要素が導入される。膨大な量のパッチノートを見ていこう。

【原文 2018/7/25/19:25】
Hello Gamesは7月24日、『ノーマンズスカイ』の大型無料アップデート「No Man’s Sky NEXT」(アップデート 1.5)の配信を開始した。2016年8月のリリースから2周年に迫る本作の最新アップデートでは、コミュニティからの要望が多かった本格的なマルチプレイ要素が導入される。そのほか三人称視点モード、100以上の建築パーツ、基地建設機能の拡充、貨物船アルマダの指揮、グラフィックの刷新などが盛り込まれている。今回実装された要素が網羅されているパッチノートを見ていこう。
マルチプレイ概要
待望のマルチプレイでは、他プレイヤーと一緒に際限なく広がる大宇宙を探索できる。フレンドとパーティーを組むだけでなく、見知らぬプレイヤーと遭遇することも。互いに協力しあってもよいし、生き残るために他プレイヤーを餌食にしてもよい。宇宙海賊や戦闘機パイロットとして、友人や見知らぬ人々と壮大なスペースコンバットを味わおう。
自分のペースで銀河系を探索してもいいし、最初から最後まで友人と旅路を共にしてもいい。友人を貨物船に招き入れ、マルチプレイ用ミッションに挑戦し、ヘッドセットやPCのテキストチャットでコミュニケーションを取りながら遊ぼう。
基地建設
基地・農地・レース場を建設し、オンライン上で他プレイヤーとシェアすることが可能だ。建設可能な基地のサイズや構造的な制限が大幅に緩和されただけでなく、多彩な領域・惑星・星系にて複数の基地を、好きな場所に建てて所有できるようになった。アップグレードされた地形操作機を使って基地周辺の地形を自在に変形させよう。なお瞬間移動装置は惑星のどこにでも設置できるようになっている。
そのほかのアップデート項目は以下のとおり:
・100種類以上の建築パーツを追加
・基地同士の接続が可能に
・テレポートおよびテレポート先の選択機能を改善
・地形編集モードの改善により直感的に操作可能に
・基地にペイントする際の彩度を抑制
・基地地形の編集が限界に達した場合、自動的に編集が停止する
・基地が削除オプションを追加
・建築パーツの設置操作を改良
・基地建設可能エリアの半径を広げ、基地の拡張が可能になった
・基地の自動アップロードを無効化し、手動アップロードを追加
・他プレイヤーが作成した基地を複数ダウンロードできるようになった
三人称視点の追加
一人称視点と三人称視点の切り替えが可能になった。あわせて新しいキャラクターモデル、キャラクターカスタマイズ機能が登場。好みの種族、体型、服装の組み合わせを見つけ出そう。選択できる種族はGek、Vy’keen、Korvax oTraveller、Anomalyの5種類だ。そのほかの主な変更点は以下のとおり:
・クイックメニューからジェスチャーを送れるようになった
・プレイヤー、クリーチャー、NPCのアニメーション更新
・操作キャラクターが、注目地点の方角を見るようになった
・車両乗降時のエフェクト追加
・インタラクション時に操作キャラクターが正しい位置に表示されるよう更新
・宇宙船による瞬間移動を三人称視点に変更
・展開型のガジェットを三人称視点向けにサイズ調整
大型貨物船(Freighter)関連
戦闘・探索・取引・工業・支援のいずれかに特化した宇宙艦隊を組み、アップグレードして宇宙艦隊用ミッションに挑もう。プレイヤーは船橋から指令を出すことになる。宇宙戦の最中に自分の艦隊に救援要請を出したり、艦隊を星系の調査に向かわせたりといった用法もある。
そのほかの主な変更点は以下のとおり:
・宇宙ステーションの大使がギルドの高ランクメンバーに報酬と賛辞を贈るようになる
・貨物船内での基地建設機能を刷新
・貨物船のブリッジに映し出されるホログラム状の惑星について、自動生成テキスチャを更新・追加
・貨物船のハンガーからブリッジまでの構造をつくり直し
・エアロックの開閉速度上昇
宇宙ステーション
・インテリアの刷新
・宇宙探索に必要な品々が揃うマーケットプレイスが登場
・宇宙ステーションの階段を変更
・テレポーターのデザイン変更
・インテリアの種類とレイアウトのバリエーションを追加
・ドロップポッドに傾斜路を追加
・建物の振動数を改善
・描写距離と描写のディテールを改善するため基地建設パーツにLODシステムを追加
クラフトと資源
・全ての基礎資源とリソースに一貫性とリアリズムを持たせるためクラフトシステムを全体的に刷新
・惑星の資源は、バイオームや天候、恒星のスペクトル分類によって変化するよう拡張および変更
・展開型のマルチツールは持ち運び可能になった
・弾薬がクラフト可能になった
・精錬所を建設し、高度な設備の建設時に必要となる希少材料を、原材料から精製
・マルチツール・エキゾスーツ・宇宙船に性能補正効果がランダムで割り振られるようになった
・採掘ビームのダメージ減衰を改善

探索
分析用のバイザーが改良され、地上にある資源や埋められたアイテムをすぐに発見できるようになったそのほか経度緯度をピンポイントで表示したり、目的地にマーカーを設置したりと便利になっている。
ミッション構造
・オープニング部分を刷新
・写真撮影、餌付け、貨物船での攻撃・防衛、考古学調査、特殊狩猟ミッションを追加
・基地を持っているプレイヤー向けの新しいクエストライン追加
・リアルタイムミッション追加
・スケジュールミッション追加
・マルチプレイミッション追加
・新しいチュートリアル追加
・ギルドの大使ミッション追加
グラフィック改善
霧や描写距離、惑星地形生成の改良により、多彩な環境表現やナビゲートしやすくなった洞窟システムを実現。また地上レンダリングの改良により宇宙空間からも、どういった地形の惑星なのか判別しやすくなった。惑星のカラーパレットが増えただけでなく、密集した森林地帯から空洞化した惑星まで、星系の多様化が進んでいる。
バイオームに適したパーティクルエフェクトを利用することで、天災表現もよりダイナミックに。宇宙船やNPC、建造物のテキスチャにはディテールが大幅に追加されている。また宇宙空間のビジュアルはより美しくなり、惑星の環も見られるようになった。
オーディオ
生物の音声バリエーションを追加。NPCのセリフも、新しいアニメーションにマッチするようアップデートされた。NPC・操作キャラクターの効果音、宇宙船や戦闘中のオーディオも改善。ロード画面・ノーマルモード開始時用の曲を含め、コンポーザーPaul Weir氏によるサウンドトラックが数曲追加されている。そのほかの主な変更点は以下の通り:
・宇宙船のエンジン音改良
・低空飛行時のサウンド効果追加
・水中サウンドの改良
・戦闘サウンドの改良および敵対メックの効果音を更新
・艦隊オーディオ追加
コントロール
・登り移動がよりチャレンジングで、やりがいのあるものに
・崖からすべり落ちる動作を追加
・操作キャラクターの動きがよりダイナミックに
・ジェットパックの空気抵抗シミュレーション改良
・マルチツールの手動取り出し・収納機能を追加
・宇宙船の武器が地上のターゲットに対し有効になった
・低空飛行を改善、接触時の地形破壊エフェクトを追加
・破片物質の映像の乱れを修正
・焦土バイオームにおけるプレイヤーと小岩の衝突を無効化
・ドローンと四脚メックに対するクリティカルポイントを有効化
・マルチツール用の戦闘スコープモジュールを追加
・マルチツール用の展開フォースフィールドを追加
・グレネードの種類を追加
・HUD含め武器のオルトファイアモードの改善
・センチネルドローンが四脚メックとウォーカーを修理するように変更
・四脚メックの挙動、回避、襲撃習性を改善
・ウォーカーの挙動を改善し、複数の攻撃モードを追加
・増援として戦場に現れたセンチネルに追加アーマーを付与
・目的地へのパルスドライブ飛行を改善
・惑星外マーカーの配置を改善
UI
・可読性を高めるため、視界の邪魔をしないようなHUDレイアウトに変更
・重要な情報が強調されるようメッセージの表示箇所を変更
・建設メニュー・クイックメニューも効率良く使えるよう仕様変更
・インベントリー画面にて、複数個持っているアイテムを別々のスタックに分割できるよう仕様変更
・ビジュアルおよび機能的なアップグレードにより、メンテナンス・修理をゲーム内世界で段階的に行えるようになった
・サルベージ業務に興味のあるプレイヤーは、正しい部品を揃えて損傷スロットを直すことで、故障した宇宙船やツールを修理できるようになった
・破損したインベントリースロットの修復機能を追加
・インベントリーで表示されるバックパックと、カスタマイズしたキャラクターのバックパックが一致するよう変更
・バックパックバーが災害防護・生命維持機能を表示
・船内マップが敵をハイライトするように変更
・飛行中のドッキング・インジケータを改善
・ショップUIの刷新
・ナノマシンがインベントリースロットを消費しないよう仕様変更
・宇宙船をスキャンするとスロット数が表示されるようになった
・セーブスロットはセーブ時間順に並ぶよう仕様変更
・銀河マップにて銀河系ごとに複数のマーカーを設置できるようになった
・ダイナミックなスーツ保護インベントリーアイコンが追加
・インベントリー容量の上限到達通知は、貨物スロットを加味して表示される
・銀河マップにおけるカメラ・ボクセル〜天体ボクセルを修正
・基地建設レシピをピン止めできるように変更
・触手系植物に危険アイコンを追加
・テクノロジーとプロダクトのピン止めを改善し、建設条件を満たすための方法がより詳細に表示されるようになった
・コンパスを改善
・探索ロケーションのHUDマーケットアイコンを改善
探索と生態系
地形操作機を使って新たに追加された地下遺跡を発見・発掘しよう。テクノロジー・モジュールを掘り起こし、発掘した素材を使って新しい建築パーツを生成。ただし敵対生物が群れになって襲ってくるような習性を身につけたので、探索時には注意が必要だ。
また生物に餌をやると、これまでよりも活発な反応を示すようになった。プレイヤーを仲間として認識し、近くに食料源があると教えてくれる。生物の挙動やアニメーション、AIはより自然なものになったということで、改めて本作の生態系を観察してみよう。
・ナビゲーションデータを収集することでシグナル・ブースターを強化し、惑星の建造物を特定可能
・地下遺跡を追加
・新しい有毒な動物/植物を追加
・見張りドローンの挙動、探知能力、警戒解除までの流れを改善
・アーマー付きのドローン個体を追加
・生物の部位の組み合わせが、生物の特性とマッチするよう改善
・Copriteを改善
・バイオーム固有植物のスキャン範囲を改善
・資源堆積地帯の採掘には地形編集機能を使用する必要あり
・Colossusの速度向上、燃料消費量改善
・宇宙船の種類によって消費燃料量が変わるよう変更
・新しい惑星・宇宙船・武器・生物の名称生成機能を追加
・生物説明文のバリエーション追加
・Nada + Poloのタスクがミッションログで追跡できるようになった
・惑星の天候状態について説明文を変更
・エキゾスーツの初期インベントリー容量を変更
・購入可能なエキゾスーツの貨物スロット数を増加
・エキゾスーツでのクラフトアイテムのスタック数上限が5に増加
そのほか、細かいパフォーマンス改善、バランス調整、バグ修正などがなされている。
今後の予定
「NEXT」アップデートの後には、シーズンを通じてコミュニティの声を聞くウィークリーアップデートが実施される。1週間に一度コンテンツの実装とイベントの実施がおこなわれるというものだ。こちらのアップデートも無料であり、ゲーム内課金などは求められない。新しく立ち上げられたコミュニティサイトGalactic Atlasやアンケートを通じてユーザーの声を拾い、ゲームに新たな遊びが加えられていく形になるようだ。
【UPDATE 2018/7/25 21:08】
弊誌対応不備により、未完成の状態での記事公開となっていたため、加筆・画像追加しページをアップデート。