『ノーマンズスカイ』のアップデートはマルチプレイ導入後も続く。コミュニティの声を聞く週間アップデート実施へ

 

Hello Gamesは、『No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)』における今後のロードマップを公開した。同作においては現地時間今月24日に「No Man’s Sky NEXT」アップデートが実施され、念願のマルチプレイが本格的に実装される。すでに無料アップデートを2年続けているが、今後もアップデートは続いていくようだ。

Hello GamesのCEOであるSean Murray氏は公式ページにて、15名のチームで作り上げた『ノーマンズスカイ』を誇りに思いながらも、個人的な反省点として発売日以降にコミュニティの声を聞かなかったことをあげている。当時は、言葉よりも開発に集中することを優先したことになるが、今後はもっとユーザーの声に耳を傾けながら開発を進めていくという。発売後のコミュニケーションの欠如についてはこちらを参照。

Murray氏によると、大型アップデート「Atlas Rises」が実施された日には、100万ものプレイヤーが『ノーマンズスカイ』を遊んだという。同アップデートを遊んだプレイヤーは平均して45時間同作を遊んでいるといい、90%以上がポジティブな評価を下しているとのこと。さらに全プレイヤーのうちの20%が100時間以上プレイしており、5%が1000時間以上遊んでいるとデータを並べ、熱心なコミュニティが存在することを強調。そういったプレイヤーのために、“よいコミュニケーション”をしなければならないと語った。

その一環として実施されるのが、次なるアップデートCommunity Seasonだ。シーズンを通じてコミュニティの声を聞きウィークリーアップデートを実施する。1週間に一度コンテンツの実装とイベントの実施がおこなわれるというものだ。こちらのアップデートも無料であり、ゲーム内課金などは求められない。新しく立ち上げられたコミュニティサイトGalactic Atlasやアンケートを通じてユーザーの声を拾い、ゲームに新たな遊びが加えられていく形になるのだという。

Murray氏は『ノーマンズカイ』がいつか“完成した”と感じられる日がくることを望みつつも、幸運にもまだ同作にて導入したいものが数多く残っていると語る。きたる「No Man’s Sky NEXT」が重要なアップデートであることを強調しつつも、彼らの旅はコミュニティと共にこれからも続いていくと綴り、告知文を締めている。