高難易度ローグヴァニアACT『Dead Cells』8月7日にSteamにて正式リリースへ。Nintendo Switch版の国内発売も予定

フランスのインディースタジオMotion Twinは7月10日、現在Steamにて早期アクセス販売中の2Dアクションゲーム『Dead Cells』について、8月7日に正式リリースすると発表した国内では、これまでにNintendo Switch版の2018年内の発売が決定しており、ゲームは日本語に対応している。

フランスのインディースタジオMotion Twinは7月10日、現在Steamにて早期アクセス販売中の2Dアクションゲーム『Dead Cells』について、8月7日に正式リリースすると発表した。これに合わせて、Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One版も発売する。国内では、これまでにNintendo Switch版の2018年内の発売が決定しており、ゲームは日本語に対応している。

『Dead Cells』は、ローグライト(ローグライクの一部要素を持つゲームのこと)と、探索型アクションのメトロイドヴァニアを組み合わせた、「ローグヴァニア」なるジャンルを名乗る作品だ。主人公は醜い細胞の塊で、ゲーム開始時あるいは死亡して振り出しに戻った際は、行き倒れた戦士の身体を乗っ取りゲームをスタートさせる。そしてプレイするたびに構造を変える古城を探索し、複数あるルートを辿りステージを進んでいく。

古城の中には多くの敵が徘徊しており、プレイヤーに襲いかかる。初期の武器としては基本的な剣と弓が用意されているが、ゲームを進める中で新たな武器を発見でき、槍やダガーなど種類の違いだけでなく、さまざまな特殊効果を持つ武器も登場する。武器は、メインとセカンダリの2種類を同時に装備可能だ。また盾も入手でき、こちらも攻撃のブロック時に特殊効果を発揮するものが多数ある。敵はザコからボスまでさまざま存在するが、いずれも特定の攻撃パターンを持っているので、それを見極めて攻撃を叩き込むのだ。立ち回りでは、攻撃をかわしたり間合いを調整したりするためにドッジロールをうまく駆使したい。

本作では武器以外に、スキルも入手して2種類まで装備できる。スキルは、たとえばトラップを設置したり、グレネードを投げたり、あるいは体力を回復させたりなど、さまざまな効果のものがある。こうした武器やスキルは敵を倒すことなどで入手でき、そして同じく敵から入手できるCellと呼ばれるアイテムを消費してアンロックすれば利用可能になる。

バトルで死んでしまった場合、プレイヤーはそれまでに獲得していた装備やCellなどをすべて失い、一番最初からやり直しとなる。ただし、装備のアンロック状況は受け継がれるため、その装備はふたたび入手しないと利用できないが、いちからCellを消費してアンロックし直すという必要はない。

本作は早期アクセス中に9つの大きなアップデートをおこない、新たなエリアや装備・アイテム、敵キャラクターなどのコンテンツの追加や、各種調整、バグ修正が重ねられてきた。ハードなゲーム性ながら、美しいドット絵グラフィックはもとより、なめらかな操作感やリプレイ性の高さなどが評価され、Steamレビューでは現在94パーセントが好評とする「非常に好評」を得ている。正式リリースにあたってのアップデート内容はまだ発表されていないが、今後も新たなコンテンツを提供していくことを明らかにしており、またPC版では充実したModサポートも約束している。

【UPDATE 2018/7/19 10:30】
本作のコンソール版の国内発売について、弊誌が開発元Motion Twinに確認したところ、Nintendo Switch版に加えてPS4/Xbox One版についても日本で発売する予定であるとのことだ。また発売日については、海外と同じく8月7日を計画しているが、こちらは関係各所の承認手続きがまだ済んでいないため、現時点ではまだ確定できていないとのことである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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